ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

甲子園に、夏戻る…

2021-08-10 20:38:19 | エンタメ

去年は中止となった夏の甲子園が、2年ぶりに開幕した。
去年の3年生の無念ぶりは察するに余りあるが、あれから1年経ち去年よりも遥かに感染が拡大しているなかではあるが、無観客であっても開催出来た事をまずは喜びたい。
東京2020と単純比較するのは無理がある。あちらは国際的イベント、こちらはあくまで学校同士の試合であり対策は遥かに取りやすいはずだ。

今日は、去年の朝ドラ「エール」で主人公・古山裕一(窪田正孝)の親友であり歌手の佐藤久志役を演じた歌手・山崎育三郎の「栄冠は君に輝く」が生歌唱で披露された。
去年の劇中で、荒んだ暮らしをしていた久志に救いの手を差し伸べるキカッケとなった曲であり、久志を立ち直らせて歌わせるために裕一は久志とともに甲子園球場に行き、球場で久志が歌ったシーンは、名作と言われる「エール」の中でも屈指の名場面だ。
その名場面が、本当に甲子園球場で、球児達を前に、ホンモノの山崎育三郎が歌うとは、なんと粋な演出なのだろうか。
この企画を思い付き、実施に努力してくれたスタッフに心から感謝を申し上げたい。

この曲と金属バットの快音が鳴り響き、地方予選を勝ち抜いた代表校が戦う。
これが、甲子園だ。ニッポンの夏だ。
ひとまず、開催は出来る事を証明出来たので来年こそは満員の球場でプレーさせてあげたいと願うばかりである…