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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「深井飯店」の、麺丼セット。

2019-05-08 20:00:00 | うまいもん
滅多に来る事はないのだが、泉北高速鉄道の深井という駅に降り立った。
お昼を食べようと、向かったのは駅前のこちら。


その名も「中国家庭料理 深井飯店」だ。
店の壁に躍る、ランチメニュウ。


よし、コレにしよう。
店内はカウンター、テーブル席に加え、奥に座敷もあり意外に広い。
ご近所の宴会や、スポーツの練習や試合のアフターとしても人気がありそうな店だ。

カウンターに陣取ると、表の壁にはなかった文字を発見。


キムチラーメン?
おぉ、ちょっとトクした気分ではないか。
コレと、天津丼のセットにしよう。

水とおしぼりを出される。
このおしぼりが、とんでもなくクスリ臭い。
たまったものではない。
私はこのおしぼりのクスリ臭さに、貝塚市役所前の中華を思い出した。
大阪府南部では、こんなにクスリ臭いおしぼりを出す業者のシェアが高いのか?
正直、食欲をなくすレベルのニオイだ。

先に、キムチラーメンが着丼。


なるほど。澄んだスープか。
箸を上げてみる。


私は、このチョイスをほんの少し悔やんだ。
ここのスープは、恐ろしく本格的なのだ。
薄めの味ながら奥行きが深く、こんな安価にいただける店のレベルではない。
丸テーブルで皿を回し、コースで鯉の丸揚げなんかが出てきてもおかしくない店のそれである。

そんな奥行きのある繊細なスープに、キムチなどを入れてしまっては舌がマヒしてしまい、味わい切る事が出来なくなってしまうのだ。

少し遅れて、天津丼。


同じスープの餡であり、既にキムチで舌がマヒしてしまっており味わえない。
単品で800円取ってもおかしくないほどにウマい天津丼なのに。

どちらもおいしくいただいたのだが、この店の正当な評価は次の機会にさせていただく。
次はキムチなしの、ノーマルな醤油ラーメンでスープの奥行きを味わいたいものだ。
もっとも、そもそも深井に次に来られるのはいつなのだろうか(苦笑)…?