カテーテルアブレーションを受けて、心臓が元通りになったあかつきにはバラ色の人生が待っている、と思っていたら、とんだ見当違いだった。
むしろ術後しばらくは激しい運動や飲酒を控え、食生活も塩分を控えなさい、と。
しかも「予約の取れない名医」のため(笑)、向こう1年の診察スケジュールまで押さえられてしまっており、CTスキャンやホルター心電図の日程まで決められている。
言わば、保護観察処分の身なのである。
塩分を控えろ、どうしてもラーメンやうどんを食べたいなら汁を残せ、と。
しかしそんな店主に失礼な事をするくらいなら、最初から食べない方がマシだ。
そう思い、術後ずっとラーメンも控えていたのだが、ここ数日は風邪で本当にしんどい。
診察の結果インフルではない事は証明されたが、正直いろんなモノを控えすぎて生きる気力、抵抗力を失ってしまったのではないか?
たまには、自分に正直になってもよいのではないか?
…そう思い、やって来たのはこちら。

大阪環状線・福島駅前の「駅前豚骨ラーメン ニネンヤ」だ。
福島と云えば大阪府下では有数のラーメン激戦区でもあり、この店も人気店の系列なのだそうな。
いつもながら、初めて入る店は何を頼もうか迷う。
一番ベーシックなモノを頼む事が多いのだが、

おぉ、こんなオトクなセットがあるではないか。
コレにしよう。
カウンターに腰掛ける。
卓上には、こんなトッピング。

紅生姜、辛子高菜、すり胡麻、ラーメンタレなど。
ごくごくオーソドックスな、豚骨ラーメン店の風情だ。
傍らには、この店のこんな能書き。

なるほど。
この店は「地元の人達が毎日でも食べられる、日常食の店」を目指すのか。
ラーメン屋というのは、こうでなくてはいけない。
妙に肩肘張って食べるものではないし、客を選ばず大衆に開かれたものであってほしい。
その下には、こだわりの醤油のウンチクが。

なるほど。
で、その醤油のラベルに目をやると、

…ステビア入りかよ(泣)。
さてその豚骨ラーメン作りをじっと眺めていると、確かに濃そうである。
まず丼に醤油ダレを入れる。おそらく焼豚の煮汁だろうと思うが、コレがもうゼラチンだかコラーゲンだかでプルプルしている。
そこに背脂をドバッ!と加える。この時点で、向こう何日分かの脂肪分を摂取した事になる。
但し、完食すればの話だが…
ここにスープを注いでから、麺を茹で始める。
細麺なのですぐ茹でられるし、これだけ背脂があれば熱も逃げないだろう。
さて、ラーメンが着丼。

なんと、平日のサービスランチなのでシンプルな具かと思ったら、味玉が半ヶ入っているではないか。
コレだけでも、
「ウチはランチサービスだからと言って、具に手抜きはしませんよ」
という姿勢が見て取れる。
箸を上げてみる。

おなじみの細麺で、いい固さに仕上がっている。
その濃い〜スープをば。
第一印象は、思ったより塩分が少ない。
しかしそのギリギリな感じが、次のひと口を運ばせる。
確かにコレだけ背脂があって塩気もキツければ、箸も進まないだろう。
よく考えられたバランスだ。
セットのライスと、キムチも到着。

もう充分すぎるボリュウムで、いたく感服した次第だ。
もちろんスープの大半は残して帰ったが、健康に自信のある若い人なら是非飲み干してほしい味だ。
私の旧い友人が、
「ラーメンは、健康な人の食うモンやから」
と云っていた。けだし名言である…
むしろ術後しばらくは激しい運動や飲酒を控え、食生活も塩分を控えなさい、と。
しかも「予約の取れない名医」のため(笑)、向こう1年の診察スケジュールまで押さえられてしまっており、CTスキャンやホルター心電図の日程まで決められている。
言わば、保護観察処分の身なのである。
塩分を控えろ、どうしてもラーメンやうどんを食べたいなら汁を残せ、と。
しかしそんな店主に失礼な事をするくらいなら、最初から食べない方がマシだ。
そう思い、術後ずっとラーメンも控えていたのだが、ここ数日は風邪で本当にしんどい。
診察の結果インフルではない事は証明されたが、正直いろんなモノを控えすぎて生きる気力、抵抗力を失ってしまったのではないか?
たまには、自分に正直になってもよいのではないか?
…そう思い、やって来たのはこちら。

大阪環状線・福島駅前の「駅前豚骨ラーメン ニネンヤ」だ。
福島と云えば大阪府下では有数のラーメン激戦区でもあり、この店も人気店の系列なのだそうな。
いつもながら、初めて入る店は何を頼もうか迷う。
一番ベーシックなモノを頼む事が多いのだが、

おぉ、こんなオトクなセットがあるではないか。
コレにしよう。
カウンターに腰掛ける。
卓上には、こんなトッピング。

紅生姜、辛子高菜、すり胡麻、ラーメンタレなど。
ごくごくオーソドックスな、豚骨ラーメン店の風情だ。
傍らには、この店のこんな能書き。

なるほど。
この店は「地元の人達が毎日でも食べられる、日常食の店」を目指すのか。
ラーメン屋というのは、こうでなくてはいけない。
妙に肩肘張って食べるものではないし、客を選ばず大衆に開かれたものであってほしい。
その下には、こだわりの醤油のウンチクが。

なるほど。
で、その醤油のラベルに目をやると、

…ステビア入りかよ(泣)。
さてその豚骨ラーメン作りをじっと眺めていると、確かに濃そうである。
まず丼に醤油ダレを入れる。おそらく焼豚の煮汁だろうと思うが、コレがもうゼラチンだかコラーゲンだかでプルプルしている。
そこに背脂をドバッ!と加える。この時点で、向こう何日分かの脂肪分を摂取した事になる。
但し、完食すればの話だが…
ここにスープを注いでから、麺を茹で始める。
細麺なのですぐ茹でられるし、これだけ背脂があれば熱も逃げないだろう。
さて、ラーメンが着丼。

なんと、平日のサービスランチなのでシンプルな具かと思ったら、味玉が半ヶ入っているではないか。
コレだけでも、
「ウチはランチサービスだからと言って、具に手抜きはしませんよ」
という姿勢が見て取れる。
箸を上げてみる。

おなじみの細麺で、いい固さに仕上がっている。
その濃い〜スープをば。
第一印象は、思ったより塩分が少ない。
しかしそのギリギリな感じが、次のひと口を運ばせる。
確かにコレだけ背脂があって塩気もキツければ、箸も進まないだろう。
よく考えられたバランスだ。
セットのライスと、キムチも到着。

もう充分すぎるボリュウムで、いたく感服した次第だ。
もちろんスープの大半は残して帰ったが、健康に自信のある若い人なら是非飲み干してほしい味だ。
私の旧い友人が、
「ラーメンは、健康な人の食うモンやから」
と云っていた。けだし名言である…