堀井 勝のきまぐれ日記

枚方市議会議員

先覚者の教えと日本の伝統の精神(日本の心)を学ぶ

2014年05月03日 | 日記
去る4月29日は、天候こそ優れなかったが、久し振りに公用の予定もなく、私的には大変充実した「昭和の日」を過ごさせて頂き、ました。
昨年のNHK大河ドラマは、幕末・維新の時代を果敢に生きられた新島八重さんの生きざまを毎日曜日の晩放映されました。
私は、それ以前から毎年の始めに、日本の近代史(幕末から昭和の時代)を、今一度じっくり勉強したいと思いながら、その機会が中々持てず1年、また1年が過ぎる事の繰り返しを続けて来ました。
ところが、幸いな事に「昭和天皇の誕生日」の29日、ヤットその希望を叶える事が出来午後イチから京都市東山区に創建されている、幕末・維新ミュージアム「霊山歴史博物館」を訪れる事が出来ました。
霊山歴史博物館は、明治100年を記念して1970年に開館された我が国初の幕末・維新を専門とする歴史博物館で、勝 海舟をはじめ吉田松陰、大久保利通、阪本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作、中岡愼太郎と言った偉人や幕末の志士は勿論のこと、近藤勇、土方歳蔵ら新撰組と京都守護職の人士など、5000点をこえる収蔵資料の中から、常設展・特別展では毎回100点以上が展示されています。
また、この歴史博物館の位置する地域は、明治政府の大政官布告を受けて、維新時に活躍した志士の墳墓(約1400柱)をはじめ「池田屋事件」「金門の変」などの殉難者の墳墓など、約3000柱をこえる志士たちが眠る史跡地であり、その一画に霊山護国神社が創建されており、春・秋季例大祭や龍馬祭などの祭典が行われています。
霊山歴史博物館の春季特別展は、5月6まで、日米和親条約締結160年に当たる事から「黒船来航と日本の夜明け」展が開催されており、幕藩体制が行き詰まりつつある中、ペリー率いる黒船の来航をはじめ、西欧諸国による強力で執拗なまでの開国を求める潮流で、更なる混乱が深まる課程で、政治、経済、産業など全般にわたり、改革につぐ改革を繰り返して来た時代。その歴史的大事業を成し遂げ近代日本の基礎を築かれた、若干20代30代の偉大なる歴史上の志士たちの勇気と能力と実行力に、ただただ敬服するばかりですが、今を生きる私も先人の万分の一の働きかけを心掛けている積もりです。
ところで、今国政に関わっている政治屋(現国会議員)どもは、国政を考え前に先ず自らの私利私欲の為に、日夜奔走しているとしか思えない。
東北三県はマダマダ復興していないにも関わらず、5月1日から彼ら国会議員の歳費を何らのためらいもなく、元に戻す行為を見るだけでも、これが本当に国民の代表者か?と思うのは私一人でないと思う。いみじくも「維新を語る議員」や「改革を語る議員」ならば、維新時の志士のように「命がけで」政治的態度を示すべきた。もしそれが出来ないのであれば「維新」や「改革」など語る「資格」も「品格」も無いばかりか「タダの人」なんだから一刻も早く議員バッジ返納すべきだ。
私自身も、議員である以上、多くの市民の意思に反する行為や枚方市の将来に禍根を残すであろうと思われる行為(態度)を取った時は、いさぎよく議員バッジを速やかに返納する事をお誓いいたします。