堀井 勝のきまぐれ日記

枚方市議会議員

放課後の自習教室制度を実現〓

2008年10月20日 | 日記
枚方市の教育行政にあって、この度画期的な放課後に全小・中学校の1教室を使って、退職された教員や将来教師を目指している大学生等々のアドバイスも受ける事が出来る(選任の講師)、「放課後自習教室制度(各校とも週二回、各二時間)」を初めて実現させる事ができました。自習教室制度の内容は全小・中学校とも自習教室にパソコン三台を設置し、小学校は算数と国語の二教科、中学校は数学・国語・理科・社会・英語の五教科について各学年毎の問題ソフト(標準・少し簡単な問題・少し難しい問題)から、自分に適した問題を引き出し、答をパソコンの「正答」と照合するか若しくは選任の先生方のアドバイスを受ける等々により自分自身の学力向上と合わせて、誰の手もかりずに自学自習する習慣をつける事によって、児童・生徒の学力向上を目指す為の制度だと思っています。私は議員をさせて頂いて今年30年になりますが、市民福祉の向上と子どもたちの学力向上は何よりも大切な課題として取り組んで参りました。去る6
月議会でも、学力向上にむけて、毎土曜日の午前中退職教員等々による「補習授業(フォロ-アップスク-ル)制度の導入」を教育長や竹内市長に求めてきたところ、9月定例市議会に私の要望通りに参りませんでしたが「放課後の自習教室」として制度化されたものです。枚方市の教育行政にあって、初めての事業化でありますから、これをきっかけに、この制度の拡充を図らなければなりません。私はこれの言いだしっぺだけに、10月初めからの牧野界隈の各小学校・中学校の取り組み状況を視察してきましたので参考までに報告しますと、殿二小学校は全児童541名で応募者267名(約49%)、牧野小学校は全児童783名で応募者283名(約36%)、平野小学校は全児童397名で応募者84名(約21%)西牧野小学校は全児童213名で応募者40名(約20%)、招提中学校は全生徒318名で応募者10~15名(約3~5%)、第三中学校は全生徒
606名(約18%)と言う状況になっています。何故か、招提小学校が現時点でまだ取り組みがなされていません。実施されましたら視察をして報告させて頂きます。