堀井 勝のきまぐれ日記

枚方市議会議員

東北地方太平洋沖地震に学ぶこと

2011年03月24日 | 日記
去る3月11日に起こりました「東北地方太平洋沖地震」とそれによる大津波は、わが国過去最大規模の災害をもたらし、さらに原子力発電所の大事故をも誘発し、死者・安否不明者・避難者とも国内観測史上最大規模を記録する甚大な被害をもたらしています。 この災害により尊い生命を失われた皆様のご冥福を心からお祈りいたしますとともにご遺族の皆様に哀悼の意を表します。また、被災されておられます皆様に心からお見舞いを申し上げます。私たち民主党議員団は、国-府-市が連動できる強みをいかして、震災復興へ向けた最大限の行動を起こして参りたいと思っています。私は、阪神・淡路大震災後、あらゆる災害から市民の生命・財産を守るための施策について随分長い間考えさせられました。当時、枚方市にありました防災計画では阪神・淡路級の自然災害にも耐えられないことが判明した上、感染症や人的災害(東京都秋葉原で起こった通り魔事件)に対する施策も全く無いことを突き止め、平成15年12月議会で「枚
方市の危機管理について」訴えさせて頂いたことにより、平成16年4月の機構改革で本市に初めて「危機管理課」が創設され、それ以後危機管理室、危機管理部に至るまで発展させ、危機管理について積極的に取り組まれ、公的建築物の中でも学校の建物は全国に先駆けていち早く耐震対策が完了している上、枚方市内全域に自主防災組織も組織化され現在に至っています。しかし、先日の災害を見聞させて頂き、これまで私が求めてきた「危機管理なるもの」は全く初歩的なもので、これを教訓にさらに、さらに「危機管理体制」を強めなければならないことを思い知らされているところです。改めて、枚方市民の生命と財産を守り、市民生活・市民福祉の向上を目指し、引き続き全力で頑張って参りますので皆様のご指導・ご支援・ご協力をよろしくお願い致します。