堀井 勝のきまぐれ日記

枚方市議会議員

東洋ゴムによる不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑の告発状が受理されました。

2016年02月28日 | 日記
枚方寝屋川消防組合と組合議会は、市民の生命・財産を守ると共に最近の自然災害等に対応するために、予てより老朽化した消防本部棟とそこに備える設備の更新に向け、平成24年以来着々とすすめられて来ました。
その中で「免震積層ゴム」については、東洋ゴム工業製品を使用する事を承諾。
平成26年9月4日東洋ゴム工業化工(株)明石工場で工場検査完了(この時点で製品の一部に性能が国交大臣認定基準に満たない物件があるとの報告がされていた。)
平成26年9月16日、社長も出席の会議で、枚方・寝屋川消防組合本部棟への「免震積層ゴム」の出荷を決定。(平成27年6月22日、同社外部調査チームの最終報告書を公表)
平成26年9月19・20日建設中の本部棟に据付け。
平成27年2月9日東洋ゴム(株)による「偽装問題」を国交省に報告。
平成27年3月13日国交省が「免震ゴムの性能偽装」を発表
平成27年3月20日東洋ゴム工業(株)信木会長が枚方・寝屋川消防組合の管理者に謝罪
平成27年4月17日、免震ゴムをブリジストン製に交換を決定。
平成27年5月20日免震ゴム全数交換に要する費用等本問題に起因して発生する損害の負担等覚書を締結(消防組合、浅沼組、ニュージェック、東洋ゴム)
平成27年11月末免震ゴムの交換完了。
平成27年2月13日新消防本部棟竣工式典開催。
私は平成26年5月から27年4 月まで、枚方市議会から枚方・寝屋川消防組合議会の一議員として派遣されていましたから、消防に課せられている責務が正しく履行されているかU+2049否かU+2049をチェックすると同時に75万市民の期待に応える議員として、日常活動に励んできました。
折しもそんな時期、しかも消防行政の最も重要な役割を果たす消防本部棟の「免震積層ゴムの偽装事件」だけに、私は断じて許す事の出来ないこととして「企業倫理の問題」や、社会的「正義の問題」として、正さなければならないと言う思いから、昨年6月末頃から取り組みを始めました
幸いな事に、この「免震ゴム偽装問題」を追跡しておられたK社のW氏に巡り会う事が出来、私の認識不足なところも随分補強して頂きました。
私は常々「コト」に取り組む際、必ず「正攻法」を前面に立て、しかもスタンドプレーは一切しない事を旨とし、取り組みの後、誰がその理由を聞かれても、「やむにやまれぬ取り組みだ」と、心ある人なら誰もが納得して頂けるよう取り組んでいます。
従って、今回の告発に至るまでに、直接の担当である消防署は勿論の事、技術的担当部や最高責任者である消防組合管理者の方々に「告訴して頂きたい」旨の申し出をして「時を待つ」ことにしました。
しかし「待てど暮らせど」納得できるご返事は頂けないばかりか、全くの他人ごとで当事者(偽装により直接損害を受けている関係者)としての行動に乗り出して頂けませんでした。
私は、このままでコト(免震積層ゴムの偽装)を見過ごすことが出来ない、引くに引かれぬ、最重要課題であるだけに、何としても「告発して世の中を正さなければならない」との思いであらゆる手段を講じる為にO氏を始め沢山の方々のご指導とご支援を頂きました。
また、A氏がご紹介下さいました、その筋の方々には、昨年9月末からこれまでの長きにわたり、未熟な私の話しをお聞き頂き、その都度適切なご指導を下さいましたそれぞれの方々に心から厚くお礼を申し上げます。
最後に、私ごときの「告発」を受理してくださり、捜査に乗り出して下さいます、大阪地検特捜部の検事の皆様に改めて、心から厚くお礼を申し上げます。
また、東洋ゴム(株)のこれまでの「不正行為の真相」を明らかにして頂き、このような事件が2度と起こらないよう正して頂きますよう願ってやみません。
この告発で、私の家のまわりや身体にどんな不幸が起こらない補償は全くありません。
それだけに、一層の警戒をつよめて参りたいと思っています。

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