このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

岳 - ガク -

2012年11月23日 | 映画・DVD
2011年。
県警に協力する山岳ボランティアの男性 (小栗旬氏) と
新人山岳救助隊の女性 (長澤まさみ氏) を中心に描かれる
北アルプスで救助に生きる人々の命の物語。

かつて山岳救助隊長として命を落とした父を持つ、新人
山岳救助隊員の女性主人公。
一方、親友を山で失い、遺体を背負って2日間かけて山
を降りた過去を持つ男性主人公。
命との向き合い方や自分の適性に疑問を持つ女性主人公
は、この男性主人公に出会って少しづつ変わっていく。
ある日多重遭難が発生し、救助に向かう女性主人公に
とってこれが運命を分けるような重要な1日に…。


。。。

好天の山の画が綺麗で心が洗われる
スキーシーズンを思い出す。
これだけでも結構満足。

荒天のシーンにもそれ程悲壮感はなかった。
アンデスに飛行機が墜落した「生きてこそ」に比べる
と…いや、流石にそれは比較対象がマズいか。

自然の画が綺麗なだけにCGが目立ってしまったのは、
ちょっと残念。

やたらと人が亡くなるシーンを多くして感動させよう
という映画も多いけど、本作は最小限にしているよう
に見えた。

主人公二人は華があるから、それだけでも見応えある
と思われる。
短い時間ながら女性主人公が成長していくのがよく
描かれているのが良かった。
しかしあんなにスレンダーなスタイルでは、負傷者を
背負って行動するのは無茶でしょう。

人は生きなければいけないですね。誰かのために。

ナポレオンが無性に食べたくなった。笑

小栗旬氏は「獣医ドリトル」、またやってくれない
かなぁ。

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