このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

アフロサムライ

2011年11月26日 | 映画・DVD
前に観た時は気がつかなかったが、日本のアニメ
サミュエル・L・ジャクソン総指揮 (と主役の声) ということで、
ずっと海外のアニメだとばかり思っていた。
ちょっとだけ調べたら、どうも全五話のアニメをベースに一本
の話にしたものらしい。

基本剣劇。

この世で一番強い「一番」の鉢巻をする者は神と崇められる。
「一番」に挑めるのは「二番」の鉢巻を巻く者のみ。
「二番」には誰でも挑戦できる。
てっとり早くてっぺんに一気には上がれないシステムらしい。
話の中では最後の方まで語られないけど、実は鉢巻は「一番」
から「十番」まで存在する。
ってことは「二番」に挑戦できるのは「三番」だけ、、、でも
良さそうなものだが
、、、。
ま、そうすると主人公の人生だけでなく、この映画の時間も
物凄い長さになってしまうのだろうから、そこは仕方ない。

主人公は「一番」だった父親を殺した現「一番」に復讐する
ための人生を生きる。
この映画はその無口で不器用な生き方のアニメである。

絵が綺麗で結構好き。

内容は年齢制限 (R-15) もついていて、血あり、肉あり、
部位破壊あり、、、と、なかなかグロい
なので絵は綺麗だが見易いかどうかは人を選ぶだろう

とかくロボット、もしくは格好良く綺麗 (萌え) なヒロイン
が目玉のアニメが氾濫する中で、こういう独自の世界観を
持つ面白いアニメは貴重だと思う。

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