このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

アフター・ライフ

2011年11月22日 | 映画・DVD
死を受け入れられず、葛藤と思案を続ける主人公の物語。

口約束とは言え婚約者もいたのに、若くして交通事故で死亡と
診断された女教師。
運ばれた先の遺体置き場で葬儀までの間ひたすら悩み、時には
暴れ、やがて死を受け入れようとする
葬儀屋の男性は死んだ人に死を受け入れさせる役目を担っており、
死者は彼とのみ会話ができる。

死を受け入れなさいと優しく、かつ根気強く説得する葬儀屋。
腐った人生生きてても仕方ない、みたいな言い方には引っ掛かる
所はあったけど、いい加減認めたら…とも思えてしまう。

主人公がひたすら悩んでいる間に、映画自体は一時間が過ぎ、、、
葬儀屋の言うように、これは人生をつまらなく過ごしている人
への冷ややかな、そして厳しいメッセージの映画なんだな…と
理解し始めた


が、、、実は、、、

以下、バレ含みます









実は本当に死んでなかった(のでは)、というサスペンス
映画だった。

これは微妙にどちらにも解釈できるように作られていて、
観る人が判断する所かと思うが、私は死んでなかった派

確かに見直してみると、交通事故の直前に主人公の運転する
車を煽っていたのは葬儀屋の車にも見える。

葬儀屋の狂気と、死んでいないのに死を受け入れて生きた
まま埋葬されてしまったと推測される人の数が怖い。

しかし三分の二くらいまでが単調で長い
65点くらいかなぁ、と思います。ちょっと辛い(からい)かな。

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