【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

AIと共にあらんことを

2020-03-25 07:09:37 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

AIに奪われる仕事のひとつとして
「翻訳者」
挙がっているのを目にします

翻訳者の仕事が無くなるのであれば
翻訳者の存在によって成り立っている
当社【翻訳商社】をはじめ多くの翻訳会社も
無くなることになります

果たしてそうなのでしょうか

無くなるのか無くならないのか
私にはわかりません

ただひとつ思うのは
無くなるのであればそれはそのぶんだけ
便利な社会になっているのだろう
ということです

翻訳者の仕事が無くなるまで
あと10年
いやあと20年は掛かる
もしかすると
予想に反して無くならないのでは?

など業界人同士で話していても
意見や予想はさまざまです

ただいずれも
確固たる根拠があるわけではなく
悲観的、希望的な憶測に
よるものでしかありません

ゆえに
「無くなるのか無くならないのか」
の議論はあまり
意味がないのではないか
と個人的には思います

それより
翻訳者の仕事が無くなるほどの
技術的発展がもし見込めるのであれば
それがどれほど人間の
コミュニケーションを促進し
相互理解に繋がり
世界平和に貢献するのか

そちらを考えるほうが
夢があるしワクワクします

翻訳者や翻訳会社の仕事が仮に
無くなったとしてもそれは
そこに携わる人々が
この世から消えて無くなる
わけではありません

おそらくその頃にはきっと
翻訳者や翻訳会社にも
それまで培った知見
ネットワークや知恵を生かした
新たなミッションが
生まれていることでしょう

馬車が車に変わり
空調によって季節の変化から逃れ
といった技術の発展により
人々の暮らしは良くなりました

よって考えるべきは

己の経験やスキルに
AI技術をどう有効利用するか
ではないでしょうか

所詮
と言っては失礼かもしれませんが
AIも人間が発明した技術です

技術は使われるものではなく
使いこなすものであり
超ヒット洋画のようにそれ自体が
暴走して人類を駆逐するものでは
ないと思います
(希望的観測かもしれませんが)

いずれにせよ
変化する環境を逆境と捉えるか
新たな環境適応への後押しなのか
決めるのは人間であり
自分自身なのだと思います

そしてそのために今は
日々知恵をしぼる
タイミングなのだと思います