【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

翻訳する方法もいろいろあるんです

2020-03-04 10:00:00 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「翻訳」と一概に言っても
いろんな方法があること
ご存知でしょうか

念のためお伝えしておきますが
今日のお話は
「翻訳の方法」についてであり
「翻訳の種類」についてではありません

「翻訳の種類」については
また明日にでも
お伝えしたいと思います


「翻訳の方法」についてですが
大きく分けると次の5つです

1)無料機械翻訳(Google翻訳など)
2)有料機械翻訳(パッケージ版など)
3)ポストエディティング
4)クラウド翻訳(マッチングサービス)
5)人力翻訳(プロ翻訳者による翻訳)

上から順に
価格と品質が上がります
つまり
1)がもっとも安価で5)が高価
5)がもっとも高品質で1)がその逆
といったところです
※ただし3)と4)の差は微妙で、場合によっては逆転することもあります

また
1)と2)は機械的に翻訳するもので
4)と5)は人(翻訳者)が翻訳するものです

3)については業界人以外には
あまり耳慣れない方法だと思いますが
「機械翻訳したものを人(翻訳者)が校正する」
という
ここ最近業界を賑わしている方法です

1)と2)の違いは
その翻訳精度(品質)にあります

無料で汎用性に富む1)に対し
2)は有料ながら特定分野に絞ることで
専門用語や言い回しなどに於いて
1)より精度の高い翻訳を
実現しています

また
4)と5)はともに
人(翻訳者)によるものですが
その違いもやはり
その(翻訳)品質にあります
ただしその品質の差は主に
翻訳工程の違いによるものでもあります
※4)が"駆け出しの翻訳者の登竜門"的役割を果たしていることもあるのですが...

4)は翻訳者に直接依頼できて
コスト削減に繋がる反面
翻訳後の"チェック"という工程が無いことや
マッチングされる翻訳者の
力量に左右されることもあり
言葉は悪いですが
一発勝負的な要素が強い傾向にあります
※だからこそ5)と比べて、低価格を実現できているのですが

5)は別名
"エージェント翻訳"または
"受託翻訳"とも呼ばれ
多くの場合翻訳会社が介在します

翻訳会社では
翻訳者による一次翻訳に
違う人による"チェック工程"が加わること
また取り扱いの初期段階から
翻訳会社のノウハウが加味されることで
高い翻訳品質を生んでいるのです

3)のポストエディティングについては
それだけでひとつの記事が必要になるほど
深い話になりますのでまた
次の機会に詳しくお話ししたいと思います

以上
「翻訳にもいろんな方法があるのですよ」
という話でしたが
翻訳はその目的や期待する成果、予算によって
上手に使い分けることが賢明です

過剰な品質要求はコスト増に繋がりますし
過度な値引きは品質低下に繋がります

「何のために翻訳するのか」
「翻訳の品質によって何がどう変わるのか」

といったことを念頭に
さまざまな中からベストな方法
選んでいただきたいと思います

もちろんそういったご相談は
いつでも大歓迎です

https://www.novanexus.co.jp/