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楽焼白片身変茶碗

2013-11-02 19:34:57 | 国宝
さて、本日は長々とお届けしてきた‘長野○○巡り’ツアーの最後、長野県諏訪市にありますサンリツ服部美術館に行って来た事を書いていこうと思います。
美術館に行っているという事は‘国宝陶磁巡り’なわけですが、9/28から12/20まで‘名物裂を探る 織り込まれた歴史の美’という展覧会をやっていまして、その展覧会に特別出品として、タイトルにある‘楽焼白片身変茶碗’が出品されるという事で、今回の‘長野○○巡り’ツアーもそのために予定を組んだようなものでした。
この‘楽焼白片身変茶碗’は‘不二山’という銘がついていまして、日本史好きな方なら、1度は名前を聞いた事があると思われる本阿弥光悦が作った茶碗です。
この本阿弥光悦という方は、非常に多才な方だったらしく、元々は刀剣の鑑定や刀鍛冶を家業とする家柄に生まれたらしいのですが‘寛永の三筆’の1人としても知られるほどで、今日では書家としても、名前が残っていますし、国宝陶磁を残しているくらいですから、陶芸家、茶人としても知られ、なおかつ、これも国宝に指定されていますが‘舟橋蒔絵硯箱’という漆塗りの作品も作っている漆芸家という顔も持っています。
そういう多才な人が作った茶碗だけに、やはり国宝になるべくしてなったような風格というか、品格があるように素人目ながら個人的には見受けられました。
今回の‘長野○○巡り’ツアーの最後を飾るにふさわしい‘国宝’を見た感じで、大変充実した2日間を過ごし、意気揚々とマイカーを運転しながら、自宅に帰ってきた次第です。

さて、次回からは、また、通常のブログ体系に戻りますが、ま、今日もとある展覧会に行って来たので、次回はその事を書いていく事になりますかね。

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