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北田家住宅

2015-05-20 22:11:38 | 重要文化財
先日、またもや家族と共に‘○○巡り’へ行って参りました。

まず、最初に向かった先は、大阪府交野市にあります北田家住宅で、ここは重要文化財に指定されています。
ここは、公開されるのが春と秋の1日ずつだけで、しかも予約が必要、なおかつその公開日の情報は交野市のホームページか、交野市の広報誌にしか掲載されないので、ホームページ上で情報が出てくるのを逐一チェックしていました。
情報が出た直後に交野市の役所に電話して予約したわけなんですが、公開される時間が30分と非常に短いのには、少々驚きましたけどね。
北田家住宅は代官屋敷とも呼ばれ、北田家の系譜を辿っていくと、南北朝時代に南朝方に仕えていた北畠顕家(詳しくはインターネット等でお調べ下さい)につながる家柄らしいんですが、江戸時代にはこの地の庄屋をつとめていたそうです。
北田家住宅で、最初に驚かされるのが表門で、長屋門になっているんですが、民家の門としては最大級のものらしく、私も色々な民家を見てきましたが、ここまで立派な表門は初めて見ました。
中に入ると主屋があり、主屋内の梁として使われている木の太さや、屋根や天井等の細工には、これまで見てきた国宝や重要文化財に指定されている民家同様、感心させられましたし、主屋の中には江戸時代に使われていた鬼瓦が展示してあったんですが、その大きさには圧倒されました。
また、今回、これまで色々な民家を見てきて中でも初めて目にしたのが、主屋の前にわざわざ作られた洗濯場でして、一見すると庭に作られた池の跡かと思ってしまいます。
ただ、この住宅には現在も北田家の方が住んでおられるため、公開されたのが主屋の土間と土間に接する部屋や表門、主屋の前の庭だけでして、敷地は1000坪以上もあるんですが、その広さを感じるには住宅の外から見るしかなく、母などは‘部屋の襖を開けてくれたり、蔵がある裏手の庭の方を見せてもらえるともっと敷地の奥行きがわかるのにね’などと言っていました。
ま、しかしながら、こうやって数が少ないと言えど、公開して頂けるだけありがたい事なんですけどね。

次に向かったのは、大阪府茨木市にあります総持寺でして、ここは西国三十三所の第22番札所となっています。
ここは取り立てて何がすごいというわけでもなく、国宝や重要文化財に指定されている建造物等があったわけではないんですが、さすがに西国三十三所になっているだけはあり、多くのお堂があり、いかにもお寺といった感じでした。

さて、次回以降のブログは、またもや何回かのシリーズになると思うんですが、いつものように国宝や重要文化財、城巡りではありません・・・ちょっと趣向の違った観光地巡りシリーズになると思いますが、乞うご期待下さい。

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