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聖徳記念絵画館

2015-12-20 22:01:10 | 重要文化財
今回も前回からの続きで‘国宝&重要文化財指定○○巡りツアーin東京都’の最終回となります。
前日、東京都台東区にある浅草駅近辺のホテルで宿泊し、朝一で浅草寺に立ち寄った後、向かった先は、新宿区にあります聖徳記念絵画館(上記写真参照)で、重要文化財に指定されている建築物なんですが、何と言ってもここが凄いのが、その内部でして‘記念絵画館’という名前がついている通り美術館なんですが、展示してあるのが幕末から明治時代までの明治天皇の事績を描いた縦3m、横2.5mのサイズの絵画が、80作品展示されていまして、なおかつ描いたのは当代一流の画家ばかりです。
その中には、日本史の教科書等でお馴染みの絵画もありまして、特に有名なのが邨田丹陵(詳しくはインターネット等でお調べ下さい)が描いた大政奉還で、日本史を習った方なら1度は見た事のある絵画だと思います。
しかしながら、建物内部の展示室に80作品もの大きなサイズの絵画がずらっと並んでいるのは圧巻の一言で、1枚1枚食い入るように拝見させて頂きました。

聖徳記念絵画館を出た後は電車で移動し、東京都青梅市にあります釜の淵公園に足をのばしました。
この釜の淵公園内には、重要文化財に指定されています旧宮崎家住宅があり、元々は現在の場所から5,6km離れた場所にあったものを昭和53年(1978年)から翌年にかけて、釜の淵公園内にあります青梅市郷土博物館の隣接地に移築復元されたそうです。
建物自体は、これまで見てきたようなごく一般的な民家なんですが、説明員の方のお話によると間取りが結構、古い形式らしく、屋根もこの地方独特の杉皮と茅を交互に混ぜる葺き方なんだそうです。

さて、長々と続けてまいりました‘国宝&重要文化財指定○○巡りツアーin東京都’も、これで終了で、今年の‘○○巡り’ツアーもこれで最後です・・・来年は、関東方面だけでなく中国や四国地方にも足をのばしていきたいと思っていますので、乞うご期待下さい。