本日は改姓なり!

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竹生島

2012-09-10 20:12:21 | 国宝
9/1付けのブログ‘石山寺’で、今月ないし来月には、琵琶湖に浮かぶ竹生島に行くだろうと書きましたが、昨日、家族と共に行って参りました。
滋賀県長浜市に属する、琵琶湖北部にある竹生島ですが‘神の棲む島’とも言われていまして、この島には、都久夫須麻神社と宝厳寺という、国宝建造物を有する2つの寺社があります。
この2つの寺社は、隣接していまして、神仏習合の名残が色濃く残っている場所でもあります・・・まず、宝厳寺の唐門(国宝です)をくぐって、観音堂(重要文化財です)に出、都久夫須麻神社に繋がる渡廊(重要文化財です)を通って、都久夫須麻神社の本殿(国宝です)に至るという。
私と母は、初めてだったのですが、父は何と50年以上前に来た事があるらしく、半世紀ぶりの竹生島で‘昔は階段も今みたいに整備されてなくて、えらい急なとこを登っていった気がしたけど’などと、感慨深げに話しておりました。
しかしながら、昔の人は、すごい所に寺社を建立したものだなと・・・私達は、長浜港から30分くらい船に乗って行ったんですが、創建当時は、どんな風な感じであったろうと思います。
しかも、島の周囲は、ほとんど断崖ですし、島までの行き来もさることながら、資材を島の中に運ぶのだけでも、相当な労力が必要だったのではないかと。

しかし、これで私の‘国宝建造物巡り’も近畿圏は、残すところ、現在、修復中や特定日しか拝観できない場所ばかりになってしまいました。
次回‘国宝建造物巡り’のブログを書く時には、近畿圏外に行っているかも知れませんね・・・ま、それより先に、近畿圏内で、国宝建造物ではない所で、ちょっと行ってみたい所が何ヶ所かあるにはあるんですけどね。