宇陀

今週は日曜日に引き続き、今日も‘国宝建造物巡り’です・・・1週間の内に2回も‘国宝建造物巡り’をするのは珍しい事なんですが。
今日、行って来ましたのは、奈良県宇陀市にあります室生寺と宇太水分神社です・・・今日は、天気がそれほど良くなかったので、どうしようか迷ったのですが、雨が降ってきたら途中で引き返して来ればいいかなと思い、マイカーで行って参りました。
室生寺は‘女人高野’の別名でも知られたお寺で、高野山が長らく女人禁制だったのに対し、室生寺は女性の参詣が許されていたため、広く親しまれたようです。
また、室生寺には金堂、本堂、五重塔と3つの国宝建造物があるのですが、もう10年以上前になりますか、当時のニュースでも大きく取り上げられた記憶があるのですが、台風の影響で、高さ50mはあったであろう杉が倒れた際に、五重塔の屋根を直撃しまして、大きな被害を受けた事があります。
今は、修復も済んで立派な姿を参拝客に見せています・・・お寺自体も、かなり落ち着きのある佇まいで、写真家である土門拳氏が、このお寺を愛し、長期間逗留されたのもうなずける感じでした。
もう1ヶ所の宇太水分神社は、神社としては非常に変わった造りに個人的には思えて、かなり目新しい感じでした。

上記で書いた通り、今日は雨の心配をしながらの‘国宝建造物巡り’でしたが、2ヶ所を巡っている間は、雨も降らずホッと致しました・・・ただ、帰宅途中はずっと雨が降っていましたが。

この3連休は、ひょっとすると、もう1ヶ所‘国宝建造物巡り’が出来るかも知れませんが・・・ま、天気と相談の上という感じですかね。