ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 → CoCo壱番屋 答えはすべてお客様の声にあり

2012-08-07 15:43:42 | 日記
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

■■■
CoCo壱番屋 答えはすべてお客様の声にあり (日経ビジネス人文庫)
宗次 徳ニ (著)



感想。
あんまりビジネス書は読まないほうなんですが気になってた事が書いてあったので。
実はこれ、元々ソフトカバーで出てたんですよ、だけど高いから買わなかったんだけども気がついたら文庫になっててしかも多少加筆してある。

元々私が疑問だった答えも。
「何故高いのに日本全国にお店があるのか?」
「味は別に大した事ない、というよりもっと美味しいカレーあんのになんでみんな食べてんの?」
「らっきょう に30円とるのは何でよ?」

とかココイチには気になる点が多かった。
コレ、今は名誉会長みたいになってる人が書いた。
元々本になった時点では社長。

まあ、本の大半は「なんで成功したか」みたいな話が延々と続く。
ビジネス書としては当たり前の話も多いが、ココイチの経営戦略は週刊少年ジャンプのようである。
ようは客の心理状態を計算してお店を経営しているからだ。
それは正直気持ちが悪いほどだ(笑)

ただ、この文庫は加筆をしてあるが、今の時代コレから先は厳しくなると思う。

カレーのチェーンとはいえ、実は高いのを実はみんな知っている。
まあようはレトルトのカレーに時には千円以上のカレーでは納得いかない時代にきている。
「うちは値下げをしない」と言ってるが、この会長が死んだら絶対に下げるはずだ。
てかね、値下げどころか、ひそかに値段あげてんだよココイチ。

しかも客足は落ちている。
過去の「自分のやり方は間違ってない」という経営はワンマンから抜けれないよ。

そもそもココイチ好きな人って実は少ない気がする。
家族で入れる、女一人で入れるというのと割と遅くまでやっている、から。

お客様至上主義とか言って「それはサービス以外にない」と言い切る会長だが、今の時代独身男子で結婚できない、ずっと貧乏なままの時代なんだしあの値段設定は無理。

レトルトと同じ味でがっつり食べようとしたら女の人でも軽く千円は越える。
それならもうファミレスとか居酒屋いくよ。

ココイチに数回行った事ある人向け。
ビジネス書としては及第点です。

追記

なんだかんだ書いたけどこの本には「何故ココイチのカレーは別に美味しくないのに人が来るのか?」というのがわかります。

でももう限界に来てるとおもうよ。たけえもん。

誰もがココイチに対し実は一番思ってる事は値段だよなあ。

下げない理由は今の時代経営に足引っ張ってるよ。


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