チャートとキンバクの無駄話

本願寺月光蟲です。

ゴールデンボンバーの方のブログが何となく目に入りました。
「ねえ・・・」みたいな感じになりました。

今のＣＤは写真や握手やＤＶＤだのオマケ商法と言われてるわけで「何を売ってるかわからない」となるのは普通の感覚な気もするけど、商売となるとその普通って概念も変わるんだろうな、と。



メンバーの方がこのシングルの売り上げについてブログで語ってる。
↓

ゴールデンボンバー 鬼龍院翔『ローラ発売一週間』

↑
今回のシングルは「特典無し」にしたらしいんですよ。
で、結果が書いてある。

前回（特典あり）15.8万枚
今回（特典無し）4.3万枚

その差、11.5万枚

↑ここまでの差が出てるってのがいやはやなんともシビアだな、って思います。
音楽ファンとしては今のご時世４万枚なんて奇跡なんだけども「大人」はビジネスにならないと怒るんでしょうね。

４万枚って９０年代半ばとかならインディーズなんだろうけど、、今はメジャーでも凄い数字だと思うのだけれど。
千枚も売れたら今のインディーズだと凄まじい事なんだよな。
メジャーも厳しくなってる時代とはいえミュージシャンに限らずアイドルも色々と戦略をかえないといけないのかも？
と、思うけど「何を売ってるのか？」というのと「自分は何を売りたいのか？」とか言う気持ち・・・ここに彼らの苦悩が見えますね。
結果は音楽を売りたいって気持ちを選んだんだろうけども・・・・・・・・。

いやはや・・・・なんか気の毒だな。

聴き手の姿勢も変わってきてるのは否めないしね。
アイドルなんか昔から音楽以外をオマケにしてきたし、別に特典が悪い事とも思えない。
ただ、もう時代的に音楽単体が無料になりつつある感覚が浸透してるんだよな。

だが、売れないと次の製作費が出ない、という大事な問題が出てくるわけで。
そのへん、聴き手は冷たいんですよね、わかっちゃいるけど金が自分もないもんね。

著作権もいまだに改正してそうで根本的には変わってないし。
ユーザーの意識はもう戻らないんだよな。

映画のＤＶＤが千円とか三千円なわけだしね・・・・ｃｄの場合凄く高く感じるようにすでになってるんですよね。

うむう；；

過渡期なんだろうなあ・・・

ゴールデンボンバーは間違ってないよねえ・・・・。