ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 イタリア・マフィア Silvio Piersanti (原著), 朝田 今日子 (翻訳)

2012-09-11 11:36:56 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

■■■
イタリア・マフィア 感想。


今日の1冊 イタリア・マフィア Silvio Piersanti (原著), 朝田 今日子 (翻訳)

とても面白い本です。

そして凄まじく恐い。
日本のヤクザも政治家や警察、そして住民とある意味密着しているがイタリアンマフィアの場合その関係はもっと徹底されている。
何が凄いかというと、日本のヤクザみたいに国に使われてるわけではなく、イタリアンマフィアが国を動かしてるのが凄い。
そして資金源の麻薬の売り方がまた凄まじい。
国ですらマフィアにかなわないどころかマフィアの言いなりである。

そして粗暴なわけではなく子供の頃から徹底的に規律を教えこまさられる。
教養、学歴、知性全て子供の頃から徹底的に教えられるからこそ世界経済の一端を担えるようになる。
だが、その影にはもちろん徹底的な暴力も存在している。

よくまあここまで調べたものだ、と感心させられる内容です。

世界経済には必ずマフィアが暗躍しているというのが克明に書かれていて、日本も関係している。

おっかない本ですが読み応え満載です。


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