ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 セックス格差社会 門倉 貴史 (著)

2014-03-08 14:56:27 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

日本が不景気だと言われて何年経っただろう?私が社会人1年の頃にすでにバブルが崩壊していた。
だから不景気と言われてもなんだかピンとこない。
だけど、20代半ばからはとにかくきつかった。
職、アルバイトですら納得のいくものはほとんどなく、実家ではなく一人暮らしだったので貧乏どころか赤貧。
体力は全て仕事で吸いとられていた。
田舎の人にはわからないだろうけど「職は選ばなければなんでもある」というのは間違いではないけど限られている。
若い男子が普通に暮らそうと思うだけで犯罪の匂いも出てくる。
時給900円とかで週6・・・・都内の家賃は払えば何も残らない。女が楽に見えるのも若い男子の特徴だったりする。
引っ越しや食費の削減も大事だけれどそれだけで生活できるかというとそうそううまく行かない。病院だのメガネが壊れるだのコンタクト落とすだの結婚式だので予想がつきにくい。
それを見据えて生活しようにも目の前の生活で赤貧だ。
週6で働いても家賃と食費でパー。少ない小遣いはライブハウスに行けるくらいで好きな本も買えないとか。
実家暮らしをうらやましく思ったが自分で一人暮らしを選んだわけで。
私が20代半ばの時すでに漫画喫茶はあったんだが、今問題になってるネットカフェ難民も当時ですでにいっぱいいた。
まあそれが「普通」の状態だったので貧困とか格差といわれても。
だけど、あきらかなのは一回落ちると這い上がれないということだ。
そもそもおかしいのは年齢を重ねれば重ねる程キャリアを積むのに日本の企業はそれを認めないところだ。
体力と洗脳だけが日本の企業の特徴なわけで。

格差社会なのは当たり前だとは思うが最近格差によるセックスが問題になってるっぽい。
ようは、貧乏だと男も女もセックスできない。
あと、大事なのは自分の立ち位置によって相手も同じという事。
見合いは若いうちは無縁に思えるが今はまた復活の兆しがある。一発逆転は見合いでしかありえないからだ。

自分はどうだろう?と思うのだけれど意外にリア充だった気もする。
困った時は一緒に悩む女性もいたし、世話になったり世話したりと。
リア充というよりは同じ感覚というか。
今でも昔でも女性に助けてもらっているというか、こういうのは助け合い精神。

だが、一部で出会いがないという男女は自分の稼ぎで決まるらしい。

でも、思うのはなんというか、金があったとしても自分の仕事や各などによって左右される気もする。
例えば金を持っててもセックスする相手はホストとか売春婦とか。
いちがいに金の問題でもないような気が。
遊びでセックスはいくらでもできるんだろうけど、結局は同じ立ち位置になるんではないかなあ?とか思う。

セックスは大事だと思うけどそこばかりフューチャーしなくてもいいような気がする。

少子化が進行する世の中。
面白い本だと思いました。

今日の1冊 セックス格差社会 門倉 貴史 (著)



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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)

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今日の1冊 暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌 高橋 ヨシキ (著)

2014-03-08 14:46:50 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

世の中の息苦しさを感じる事がある。
モラルをかさに着て正論ばかり。それかいちいち悪を肯定する人も。
世の中はそう簡単にできてないわけで。

事実は映画よりも醜悪で何でもありだ。
そして人間は残酷でもあり優しすぎる部分もちゃんと持っている。

昔、ってか私の若い頃アメリカのコロンバイン高校で銃の乱射事件があった。
そりゃ良くないし悪いに決まっている。
だけど、「追いつめた側」の責任は問われることがない。
少年2人がなんでそんな酷い事をしたのか?よりもそういう社会になってる事に目を向けたい。
それにゴスだのトレンチコートだのマリリンマンソンだのイメージがつきすぎ。
多分もっと単純な理由な気がしてて。
その事件を解剖してて納得のいく文章になっている。

それを解説してたのが高橋ヨシキだ。
彼の映画における感覚はパンクであり、冷静。
面白おかしい内容だけでなく、真面目に色んな事件を考察しなおかつちゃかしてる部分も多い。
物凄くバランスがとれている人なので彼の映画評論だけは信頼している。
ああ、そうか、、、QPクレイジーのジャケットも高橋ヨシキだ。

冗談と本気とバカとか入り乱れる人間社会だけど見方を変えれば色々な考えや感性があるのがわかる内容になっています。

お薦め

今日の1冊 暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌 高橋 ヨシキ (著)



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今日の1冊 「絶望の時代」の希望の恋愛学 宮台 真司 (著)

2014-03-08 14:29:52 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

今現在25~30歳の人達、特に女性が高校生の頃もてはやされた時代があった。
その少し前の時代は女子大生がなんかしらんがもてはやされた。
25~30歳の人が高校時代の時に社会は「うさんくさい、合理的な女子高生」をもてはやしたりけなしたりしていた。
バブルがはじけた後、「金さえあればなんでもできる」という下品な思想がガキに蔓延していた。
勿論お金は重要だけれど、「恥」という感覚を麻痺させた人がいる。

そう、社会学者の宮台さんだ。
この学者のおかげで世間で女子高生がどうたらこうたらと語られたり、ガキ(女子高生)を金で手なずける大人が増殖した。
その時代私は20代前半であったので女子高生ともつり合いがぎりぎりとれていたのでいぶかしく思ったものだ。

だが、女子高生だの金だのの問題は当時血気さかんな若い男子を変に刺激した。
そう、おやじ狩りだ。
同級生の女は楽して金をもらい、自分が本気で好きになった女子はオッサンにかっさわれている。
そりゃ年頃の男子は面白いわけがない。
この手の性や若い女を語る場合、同じ年齢の男子の事は考えてないのが社会なんだよな~。
どんだけ屈折すると思ってんだろう。

この社会学者はいちいち空虚な時代だの心の問題だの言っていたけれど肝心の男のメンタリティは触れないままだった。
そのくせ神戸の14歳少年の事件にはしたり顔で解説。
なにかが抜けている。

私は20代前半だったので「なんだよ、こいつきもいな」と男ながらに思ったものだ。

自分がオッサンと呼ばれるような年齢になったけど相変わらずこの人の言ってる事がわからない。
わからないのは良いんだけど、社会学者としての意見は聞きたいと思いこの本を読んだ。
相変わらずだなあ、と。

オッサンが若い女性の性を語る場合、結局のとこセックスしながらの会話が基本になってるんだろうからなんだかあてにならない。
売春してる女の声も社会には大事だとも思うけど少数派すぎて話にならない。
自分がロリコンで社会を語るとか、なんだか凄いと思う。
なんでも言ったもん勝ちだな、と思う。

当時、売春してた女子高生、後悔してる人も多いと思うけど、全部こいつのせいなんだよな。
テレビで女子高生相手に肯定するような事言ってて。

良いか悪いか?とかでなく、選択権もない子供相手に自分の権威を使って推奨するとかがおかしいんだよな。


今日の1冊 「絶望の時代」の希望の恋愛学 宮台 真司 (著)



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お酒のおとも

2014-03-08 14:25:31 | グルメ
本願寺月光蟲です。

家のみは昔からほとんどしません。たまに実家から送られてくる酒を飲む程度で。
外での1人飲みはずっと娯楽で。

外で飲む時、笹かまぼこがあれば必ず注文するようにしています。



安いし美味しい笹かまぼこ。

家でもたまにおやつやご飯で。



なんといいますか、ちくわと違った趣があるように思えます。

練り物は酒のつまみに最適ですよねえ。

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ちょっとライブに・・・

2014-03-08 03:17:35 | 音楽
本願寺月光蟲です。

音楽を述べるのが最近苦手に。

先日新宿ロフトに。


3月6日(木)新宿ロフトドーム 死ね死ね団企画『営利目的ライブ 雲の上の人々』
前売り/3000円 当日/3500円 開場/17:30 開演/18:00
出演:死ね死ね団/QP-CRAZY/RAPES/ゲンドウミサイル/アンチフェミニズム/ツージーズ

※この日はQP-CRAZY 結成20周年記念一日限定特別編成 with プロレタ、汚喧烈童子



↑これに行ってきました。
対バンを見るとそんなに激熱でもないし、むしろ安心というか。まあいつもの面子的な。
ただ退屈は絶対にしないというのはわかります。

今回の目玉はやはりQP-CRAZYのプロレタ、汚喧烈童子が一日だけ戻ってくるというのがでかかった。
この2名、元々重要な人物でサウンドのかなめだった。
勿論、いまのバンドも素晴らしいけど。

ただ、お祭り的な感じが凄く素晴らしいので勿論楽しみにしてたり。



なんかあっという間で。

01.血液大移動
02.団地妻キラー
03.河童屋敷
04.秘密のるーぱん
05.リーマンダイブ
06.殺人中毒
07.丑三つ病院
08.パーラースーサイド
09.戸塚ヨット


団地妻キラーなんか何年振りだろう。曲のはじまりのみのもんたのサンプリングが来た瞬間ゾクゾクっと。
そしてふと思ったのだけど今でも演奏してる曲ばかりで。
プロレタ、汚喧烈童子の二人が残していったものは大きかったんだな、と。

初ライブから彼らの事は遠くから応援していたけど外から見てても色々あったんだなあ、とか時間が経過したなあとか。
色々な思いが。
今のバンドもとても素晴らしい。
いつ見ても楽しいんだよね。
でもこの日はなんかもうちょっと違う感覚に。

色々あって時間も経過したけど軸はぶれてないというか。
うーん、自分はどうだろう?


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