(概説)横河の製造中止になっているマルチメーター(横河では回路計と呼ぶ)です。同社の3201のほうが有名なのですが、こちらのほうが実は高級機種です。DCの入力抵抗はFET入力になってるので11MΩと一定です。ACVも小さい二つのレンジで500KΩ、それ以上は1MΩとなり、またACとDCの目盛りも共通なので性能は明らかに3201より上です。パワースウィッチを切り忘れることが良くあり、そうなると次回使うときに“オンヤ”ということになります。ACVの周波数特性は測定レンジが高圧になるほど悪くなるという欠点はありますが、それでもディジタル式などよりは随分良いです。
単三電池を8本使い、切り忘れが多く、新品で買ったものでしたが(4万くらいだったと思う)手放しました。手放したものがまた欲しくなると言うことはよくあるのですが、本器に限ってはありません。
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