社長のひとりごと

箕面の工務店 ホクト住建(Life-labo北摂)社長のよもやま話

引っ越しに思うこと

2008年02月10日 | Weblog
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昨日は全国的に雪が降ったようで、ここ大阪でも朝から雪が降り出して見る見るうちに一面の銀世界となりました。
ここのところ仕事の関係で引っ越しをしていただくことが続いており、
単に引っ越しと言っても、
それぞれがいろんな思いで引っ越しをしていかれるんだろうなぁ・・・と
少し余計な事を考えてしまいました。

この雪模様の中、先日完成見学会に協力していただいたお客様が入居されました。
あいにくの天気で引っ越し屋さんはさぞかし大変だっただろうと思いますが、
お客様の方は待ちに待った新居にやっとの思いで引っ越しができるということで
意気揚揚だったと思います。
「思い起こせば、法律改正の余波をまともにくらって、当初の計画から遅れること約5か月でしたから・・・・本当にお待たせしました」

その一日前には、2世帯住宅のご契約をいただいたお客様が
長年住み慣れた住まいから
建て替え工事のために荷物を運び出されました。
こちらのお家は築70年くらいにはなるだろうという歴史のある建物で
さぞかし色々な思い出の詰まった玉手箱のような存在だろうなぁ・・・

この建物も今週中には解体工事が始まり、
息子様世帯との夢の詰まった住まい造りの始まりです。

古いものを取り壊し、新しいものを作る

私たちの中では、それが仕事だという気持ちもありますが、
やはり古いものを大切にする気持ちも持ち続けていかないと、
本当にいいのもは作れないんじゃないかと思います。
今回の工事でも、お客様とお話しする中で、
「古い家の書院の飾り障子を新しい家にいかせないか・・・」
というお客様の思い入れを取り入れて、
新しい家の和室に少し違った形で残すことにしました。

新しくきれいなものは作れますが、
思い出までは作れませんから。

数ヵ月後には、「思い切って建て替えてよかった」と言って
新しい家に引っ越ししてきていただけるように
一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。

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