社長のひとりごと

箕面の工務店 ホクト住建(Life-labo北摂)社長のよもやま話

大工っていう仕事は素晴らしい!~第62話 ソラマドの家との出会い

2016年06月30日 | ソラマド
6月30日(木)

とうとう2016年も半分終わってしまいました。

でも、まだ丸々6か月残っていますので、
その6か月をより有意義なものにするために気合を入れ直します!

屋根裏の物語

今日は朝から排水管の修理の現場に伺って、設備業者さんにバトンを渡し、
現在進行中のリフォーム現場に顔を出して、
奥様とごあいさつして、今日の工程とその後の予定につてお話しして、

バタバタと耐震診断にお伺いしました。



この建物も私の父親が建てた建物です。

数十年の時を経て、また関わらせていただける幸せを感じながら、
建物の隅々まで調査させていただきました。

いつものように、
間取りのチェックに始まり、
次に屋根裏に潜入調査です。

お施主様に聞くと、建物が竣工したのが昭和43年ということでした。

屋根裏に上って、まず目についたのがこちら!



棟上げの際に奉納する御幣です。
「昭和四拾壱年九月上棟」と記されています。
ということは、私がまだ5歳の時です。

当然、私の記憶にはありませんが、
お施主様のおっしゃる通り竣工が昭和43年ということは、
足掛け3年かけて作られたんですね。

何というか、いい時代だったんですね。

お施主様は間取りくらいは解っていても、
どんな家がいつ完成するのか・・・・?
まったくわからないまま、完全にお任せ状態です。

私の父親の会社で、父の設計で家を建てることが、
地元では一種のステイタスだったということも聞いたりします。

材木も自然に乾燥させながら、
木と向き合いながら造作をし、

壁土にわらすさを混ぜて足で踏んで寝かせる。
土が発酵して独特の匂いがするほどに繰り返し練り混ぜ、

竹を編んだ木舞下地に壁土を片面から塗り付け、
その土が乾燥するまで数週間からそれ以上かけ、
その後、裏返しと呼ばれる裏面から土を塗りつける作業を行う。

工期は自然の気候と土が決める。

そんな家には、狂いはほとんどありません。

この建物はその後に増築工事がされています。

その時の看板板(かんばんいた)と呼ばれる、
木材を刻む際の大工さんの加工図が、屋根裏にひっそりと打ち付けてありました。



裏を見ると、
昭和59年とあります。



私もよく知っている2人の大工の名前も書かれています。

私が21歳。

直接この現場にはかかわっていませんでしたが、
手伝いや現場作業で増築工事の印象は残っています。


大工が自分の仕事に誇りを持ち、
後世まで自分の仕事であることをひっそりと残す様は、
物作りをする者にとっては、何とも言えない気持ちになります。


やっぱり大工っていう仕事は素晴らしい!

と、あらためて認識しました。

このような気概のある若い職人を育てることも、
私たちの使命であることも痛感しました。


今日はいつもより屋根裏調査の時間が長かったかもしれません(^_^;)





人生の振り返り第62話です。
興味の無い方はスルーしてください。



生きっぱなし人生の振り返り
  第62話 ソラマドの家との出会い

やりがいのある仕事、お客様と喜びを分かち合える仕事、特色のある仕事・・・住宅建築においてそんなことをずっと考えていた頃、何かのブログで見た「ソラマドの家」というものにすごく興味を持って、ネットでどんどん検索!
気が付けば、ホームページから問い合わせをしていました。
その後、担当の方に話を聞いたり、実際に現場を見に行ったり、直接見て触れて「こんな仕事をやってみたい!」と直感し、大阪でソラマドの家を建てる工務店としてスタートしました。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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6月もあと一日~第61話 母のこと

2016年06月29日 | 経営
6月29日(水)
いよいよ6月も残すところあと1日。
今年も半分が終わりろうとしています。

遅々として進まないことや、だんだん形が見えてきたこと、
日々悩んだり、迷ったり、困難の連続ですが、

何かを変えようとか、前進しようと思うからこそ、
問題が生じたり、目の前に壁が立ちはだかったりするもんです。

そもそも現状維持で良ければ、何の問題意識も必要ないわけですから!

しかし現状維持は衰退への第一歩ですから、
前へ進まないと・・・。


問題は解決した時の喜びや達成感のためにあると思えば、
それはそれで、人生の楽しみでもあります。

今年もまだ半分しか終わってない訳で、
まだ半分もありますよ!

とはいえ、
時間はどんな大富豪にも、我々庶民にも平等です。

もっとギアを上げなければ!




先日、作業の終わった解体現場。

あとは駐車場として整備するために打合せをさせていただきました。
当初は砕石敷きのままでの活用を検討されていましたが、

メリット、デメリットを考慮して、
アスファルト舗装のご提案も参考見積としてお出しすることになりました。




砕石敷きの場合のメリット
・初期費用が安く出来る

デメリット
・駐車部分のヘコミなどに砕石を補充する必要がある
・雑草対策が必要
・区画の明示がロープ等になるのでメンテナンスが必要
・雨降り後など道路を汚す可能性がある
   等々

アスファルト舗装になるとおよそこの逆が考えられます。

あと、砕石敷きに比べて賃料も若干高めに設定できることも考えられます。

しかし、これらも駐車台数によって考え方は大きく変わってくると思います。

このような工事のご提案においても、
メリットとデメリットを明確にしてご提案させていただきます。


建替え案件

先日、ご相談いただいた建て替え工事の案件で、
現状が長屋形式になっている部分の、真ん中の住宅を建て替えることになりますので、
今日は役所に行って、関連する規制や条例に対する考え方などを確認してきました。

地元ゆえに顔見知りの担当者と相談していると、
自分の中での思い込みや、特例措置なども教えていただいて、
明るい可能性が見えてきました!

更地に新築するのと違って、
狭小地でしかも長屋の真ん中という条件は、
建築屋心に火をつける部分です。

困難な条件だからこそ、
その可能性を探りながら、他にはない提案ができるように気合を入れたいと思います。



耐震診断

ここのところ、耐震診断のご依頼を多数いただいており、
順次、補助金の申請手続きをさせていただいて、
補助金の決定通知が下りてきだしましたので、
また今年の2月頃のような耐震ラッシュになってきました。

また、昨年度実施した診断物件の耐震設計のご依頼もいただいており、
どうにも、お客様をお待たせしてしまっている状況です。

こちらも時間管理をしっかりとして、
一軒づつ確実に対応させていただきますので、
よろしくお願いいたします。




人生の振り返り第61話です。
興味の無い方はスルーしてください。



生きっぱなし人生の振り返り
  第61話 母のこと

話しがあちこち飛びますが、母親の事を記載するのを忘れておりました(苦笑)
ここでまとめて書きしるしておきたいと思います。
父が亡くなる前に胃癌を発症していた母ですが、その後癌の転移もなく平穏に暮らしていたのですが、だんだんと持病の糖尿病が悪くなり、入退院を繰り返すようになりました。
姉の近くで一人暮らしをしていたのですが、ちょっとしたキズから糖尿病による壊死が始まり、片足を切断する羽目になってしまいました。
それでも、義足をつけて気丈に暮らしていた母ですが、糖尿病は恐ろしい病気でもう片方の足にも影響が出て、結局両足を切断するという結果になってしまいました。
普通のことが普通にできない状態になり、私にも何度か助けを求める電話がかかってきました。
今から思えば、姉が近くで見守ってくれてはいましたが、晩年はつらい思いをさせたんじゃないかと後悔することもしばしばです。
そんな母も私が中学のPTA会長をした翌年に永眠しました。

結局、両親ともに親孝行らしいことは何もできないままでした。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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流れ橋という考え方~第60話 経営の勉強

2016年06月27日 | 経営
6月27日(月)

昨日は京都府宇治市のソラマドの家・完成見学会の2日目
2日目はどうにか天候も回復して、
青空も顔をのぞかせてくれました。


昨日、お越しいただいたお客様にも、
ソラマドと青空のマッチングを感じてもらえて良かったです。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
また、快く完成見学会をさせていただいたお施主様に感謝です。


流れ橋

見学会を終えての帰り道、
以前から気になっていたところへ寄り道してみることにしました。


木津川にかかる「流れ橋」です。

正式には「上津屋橋」というそうですが、
この橋は橋を支える橋脚に橋桁が固定されておらず、
大雨などで水位が上がると、それに耐えるのではなく、
橋桁が流されることで、力を逃がす構造になっていることから「流れ橋」と呼ばれるようになったそうです。




大きな力に対して、力でもって対抗するのではなく、
流されることでその大きな力をやり過ごす。

そして、また作り直せばいい・・・という考え方。

人間も、そういう考え方を持ち合わせていることが必要な気がします。



建替えるという選択

時代劇のロケにもよく使われるという素朴な「流れ橋」を見たあと、
人生に当てはめて色々と考えながら帰路についているとき、
事務所からの転送電話がかかってきました。

数日前に、建物の資料のご請求をいただいていたお客様からで、
「具体的な話しが聞きたいので、今からいってもいいですか?」というお電話でした。

電話が転送になっていることと京都からの帰り道であることを告げて、
1時間後にお越しいただくことになりました。

最近よくこういったお電話やメールをいただくようになり、
本当にありがたいことです。

のんびりと、国道で帰ろうかと思っていましたが、
急遽、大山崎から名神高速に乗って帰りました。


お客様と初めてお会いするときには、
やはり程よい緊張があり、楽しみでもあり、ドキドキの瞬間でもあります。


一見ちょっと強面のご主人でしたが(スミマセン)
まるで、以前どこかでお会いしたかのような印象で、
奥様とも、気さくにお話しをさせていただきました。


建て替えをご検討されているということは、
今のお住まいの何が不満なのか?
お子さまの年齢も含めての家族構成は?
資金計画は?

様々なことをお聞かせていただいた上で、
まずはイメージするためのプランをお作りすることになりました。

U様、昨日はお休みのところわざわざお越しいただきまして本当にありがとうございました。

少し時間をいただいて、参考プランを作成いたしますので、
よろしくお願いいたします。





人生の振り返り第60話です。
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生きっぱなし人生の振り返り
  第60話 経営の勉強

思わぬ負債を抱え込むことになってしまった訳ですが、周りの状況を恨んでみても何も始まらない訳で、とにかく前を向いて進むしかありませんでした。
幸いその当時は新築や大型案件の工事もありましたので、「まあ何とかなるやろ・・・」的な行き当たりばったり経営が続きました。
しかし、その山を越えたころから慢性的に厳しい状況が続くようになりました。
これはマズイと思いだした私は、やっとこさ経営というものに向き合うことになります。
友人にすすめられ中小企業家同友会に入会し、初めて「経営の勉強」なるものを経験しました。
だからと言って、すぐに何かが変わるというものではありませんが、この頃から徐々に経営に対する考えが変わってきたのは事実です。

すこし気付くのが遅すぎましたが、気付けただけでも良かったと思っています。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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第34回職人起業塾の振り返り

2016年06月26日 | 経営
今回は番外編として、先日の第34回職人起業塾の振り返りを記したいと思います。

月に1回、神戸のすみれ建築工房さんで開催されているマーケティングの勉強会。
塾長はすみれ建築工房の高橋社長です。

毎回事前に出された課題に対して、参加者全員が自分の意見を発表するグループコーチング形式で行われます。

今回の課題は
あなたは何に勝つためにどんな鍛練を行いますか?

この問いかけに私は、
地域の工務店にしかできない暮らしの見守りサービスをビジネスモデルとして確立し、工務店が連携して大手ハウスメーカーに勝つ!

そのために、今当社で行っている「くらし安心倶楽部」をもっと突き詰めて、実績を上げるために必要な知識と情報を吸収する。
今は毎朝1時間を勉強の時間にあてること。
社内の意識環境を変えることに注力する。
いろんな人と会う機会を積極的につくり、情報収集をする。
そして、確実に実行に移す。

これを日々行うことを鍛練とします!

次の課題は
お客様との繋がる糸を切れないように綱とし、その綱を網にするために何を行いますか?

「くらし安心倶楽部」の会員様を家族と思って接することで、地域の工務店ならではの人間関係を築き、きめ細やかなサービスで地域のネットワークをつくり、本来の工務店としての役割を復活させます。


要するに、これまでは地域で一番を勝ち取り生き残りをかけると言う思いでしたが、本当の意味で地域を守る志を持つ工務店が生き残って行くには、大手ハウスメーカーやリフォーム業界に進出する大手資本には真似のできないサービスで、明確な差別化を図る必要があります。

しかしいくら良いことをしていても、今日明日の売り上げ、利益がなければ立ちいかないわけで、サービスの質と仕事を生み出すビジネスモデルがなければ話になりません。
そのために、本物の高気密の省エネ住宅に取り組み、住宅の耐震化において優れたコストパフォーマンスを生み出す技術と知識も不可欠だと思っています。

口で言うのは簡単ですが、
誰にでもできることではないと思います。
だからこそ、実現する必要性を感じ、そのためには強い意識が要求されます。

とても30年もかかっていては話になりませんので、3年でビジネスモデルを作りあげ、5年後には地域工務店のネットワークをスタートさせます。

少し大風呂敷を広げてしまいましたが、
高い志を持つ方々から教えを請い、いいものはパクリながら(笑) 
自分自身の努力は怠らず邁進していきたいと思います。

工務店の夜明けは近いぜよ!



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ソラマド完成見学会~第59話 私生活の振り返り

2016年06月25日 | ソラマド
6月25日(土)
今日は朝から雨が降ったり止んだりの梅雨らしいお天気でした。

京都府宇治市のソラマドの家・完成見学会

出来れば今日は晴れてほしかった~(^_^;)
というのも、今日は京都のソラマドの家の完成見学会!

出来ればこのソラマドデッキに太陽の光が降り注ぐところを感じていただきたかったので。

ま、嘆いていても仕方ありません。
今日ご来場いただいたお客様にも、
「限られた空間で、出来るだけ明るく開放的に暮らしたい」という
お施主様の思いを感じていただけたんじゃないかと思います。

明日は天気も回復傾向ですので、
ソラマドの空気感を思いっきり感じていただきたいと思います!


オールアース住宅の完成検査

今日の完成見学会のタイミングに合わせて、
1級電磁波測定士の青山氏にお越しいただいて、
オールアース住宅の完了検査を実施していただきました。

オールアース住宅とは、建物の電気配線から発生する電磁波を抑制し、
電磁波の影響を受けない暮らしを提供する住宅です。

生活の中で一番重要な寝室などの壁や床から発生する電磁波の数値を測定し、
世界で最も高い基準を誇るスェーデンの規制数値以下であることを確認しました。

いくら建物が大丈夫でも、
その後の暮らしの中で間違った電化製品の使い方をすると意味がありませんので、
入居後のアドバイスもしていただけるということで、
お施主様にも安心して暮らしていただけると思います。

今回電磁波対策でお世話になった株式会社デンツの青山さん、これからもよろしくお願いいたします。



第34回職人起業塾

昨日は月に一度のマーケティングの勉強会でした。
神戸のすみれ建築工房さんで開催される職人起業塾。
昨日も30名近い人が来られていました。

昨日は私も初参加の方を2名お連れして、
また新たな気付きをいただきました。

その一人は、適正地盤設計協会のO社長です。
地盤設計の適正化を図り、地盤の世界から世の中を変えるというほどの志を持った方で、
昨日もさすがにかなり突っ込んだ話が繰り広げられました!

O社長遅くまでお疲れ様でした。


もう一人は、
先日、厚労省認定の「職人起業塾」の第一期生として卒業した、
我が社のスタッフ栄君です。栄ブログ

昨日は彼にとってかけがえのない特別な時間となったと思います。
それは終了後の懇親会の話。

ちょうど次の日(今日です)住宅の新築をご希望のお客様との最初の面談を彼が担当するということで、
高橋塾長の魂に火がついたようで熱心なアドバイスをいただき、
あげくの果てには、日本のトップ営業マンに名を連ねるTさんをお客様にしたててのロープレが始まりました!


こんな経験は、頼み込んでもなかなかできないと思います(笑)

おかげ様で、本日お越しいただいたお客様からプラン提示のご依頼をいただいたようです。
せっかくいただいた大切なご縁です。
精いっぱいの思いを込めたプランを作って、
このご縁を本物にすることが本題ですので社を上げて取り組んで参ります。

高橋塾長、T様、長時間にわたるアドバイス本当にありがとうございました。






人生の振り返り第59話です。
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生きっぱなし人生の振り返り
  第59話 私生活の振り返り

このままいくと話が重くなりそうなので、この辺で一旦仕事から離れて私生活を振り返りたいと思います(笑)
私が確か43歳の頃、地元の消防団の分団長という役目がまわってきました。この役目がなかなか大変で、いつ火災や災害が発生してもいい体制を自分の中で作っておく必要があって、大げさに言うと気の休まる暇がありません。
このタイミングで時を同じくして、中学校のPTA会長の話も回ってきました。
それまではPTAなんてどちらかと言えば毛嫌いしていた方でしたが、これって自分からやりますって言ってもできない役で、まわりから推薦されて初めてなれるということで思い切って引き受けることにしました。
まるで慣れないPTA会長として無事に1年を終えると、見えないレールが敷かれているように青少年指導員という役目がきて、その後4期8年間青少年指導員として務めさせていただきました。
一度こういう世界に入ると、どこからともなく目をつけられるのか、娘が高校に入学するとすぐに委員の依頼が来ました。
この頃になると、人からお願いされることは何でもウェルカムな感じでしたので、高校では1年が委員、2年が副会長、3年が会長というべったりPTA漬けの3年間を経験させていただきました。
人からは「ようやるわ!」なんてよく言われましたが、私の中ではこういった経験が凄く大きなものとなっています。


今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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雨も予定通り~第58話 相次ぐ倒産劇

2016年06月24日 | 経営
6月24日(金)
今朝は晴れていて、
早朝の散歩ではきれいな朝陽を拝むことができました!


しかし天気予報では午後から大荒れの天気になるとか?
ほんまかいな 
と、思っていたら天気予報が的中!

午後から同友会で会員企業さんへの会社訪問のため、
梅田から中崎町まで歩いて行く間は、どしゃ降りでした。

しかし、不思議と雨の中を歩いていてもそれほど不快ではなく、
なんとなく雨を楽しむ感覚で歩いていました。

1時間ほどいろんなお話しを伺って、
外に出ると、もう雨はやんでいました!

完全にまた雨の中を歩くことを覚悟していた私としては、
かなりラッキーな感覚です!
まるで自分の予定に合わせて雨がやんでくれたかのようです(笑)

その後は、耐震材料の研修に参加。
やはり特殊な材料だけに、メーカーの方から説明を受けると、
その有効な使い方がよく理解できました。

人生の振り返り第58話です。
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生きっぱなし人生の振り返り
  第58話 相次ぐ倒産劇

親会社からの受注も年間で4~5件となり、自分がやりたかった注文住宅の仕事へとシフトし始めた頃、ある住宅メーカーのフランチャイズに加盟し、なんとか数棟の住宅を建てたものの泣かず飛ばす。
いよいよ親会社からの支払いが滞り、ある年のゴールデンウィークに入ったとたんに、倒産の情報が入り、手元に残ったのは紙切れとなった約束手形でした。
ちょうど同じ頃、友人からの仕事を請け負っていたときに、その工事の元請け(友人の会社ではありません)が倒産。
当然、工事代も回収出来ず。(後に数年かかって友人が払ってくれました)
このことが、良くも悪くも私が人生や経営について真剣に考えるきっかけになったことは間違いありません。


今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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地域のつながり~第57話 その場主義経営

2016年06月23日 | 経営
6月23日(木)
今朝は激しい雨音で目が覚めました。

空気を読むことのできるうちの愛犬は、
雨音を聞きながら寝たふりを決め込んで、
ピクリとも動きません(笑)

結局、今朝の散歩は雨が上がってからうちの奥さんが連れて行ってくれたようです。

出勤するころには雨も上がって、
今日もいい感じでスタートが切れました!

地域のつながり

午前中に地元のお客様からのご依頼で、
外構工事のお見積りにお伺いさせていただいて、
木製の外塀改修の打合せと採寸をさせていただきました。

このお客様は、私の自宅のすぐ近くの方なのですが、
これまで、仕事のお付き合いは無く、

この度は、うちの奥さんが地域の福祉会の役をさせていただいている関係で親しくなり、
お声かけをいただいた次第です。

地域の役職って何かと大変で敬遠する人が多いのですが、
誰かが引き受けてくださっているおかげで、
地域のいろんなことが円滑に回っていると思うと、

自分に回ってきた際には、快くお引き受けするのも大切なことだと思います。

という私は、今のところ地域の役からすべて逃れて、
今はうちの奥さんが代わりに頑張ってくれていますので、
旦那として協力できるところはするようにしています(汗)

それを目当てにしている訳ではありませんが、
こうやって地域に関わることで、地域の方からお声をかけていただけるのは、
本当に嬉しいことです。


Y様、今回はお声かけ頂きましてありがとうございました。
ご満足いただけるよう、しっかりとご提案させていただきます。


午後からはカラッと晴れて、気分も晴ればれです!!



電車に乗っても、街を歩いていても、
青空を見るとついつい写真を撮りたくなる今日この頃です!




人生の振り返り第57話です。
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生きっぱなし人生の振り返り
  第57話 その場主義経営
晴れて本当の社長となって、新たな一歩を踏み出すことになった訳ですが、最初の頃はまだ親会社からの仕事もあり、それ以外の仕事もぼちぼち受注しながら、なんとなく忙しく営業を続けていました。
その頃は、特に営業もすることなく、現場さえちゃんとこなしていれば仕事は自然と生まれてくるというような考えで、その場主義の経営で、とりあえずその日その現場をこなすことに集中していました。
しかしながら、そんな経営が長続きするはずもなく、また悪いことは立て続けに起こるもので、世の中そう甘くは無いということを思い知らされることになります。


今日はここまで・・・・。
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ポジティブ晴れ男~第56話 再スタート

2016年06月22日 | 経営
6月22日(水)
今日はボウリングの日だそうです。

昨日は天気予報がいい方向に外れてくれて、
ほぼ一日予想外の晴天に恵まれ、
懸念していたプールの改修工事も順調に進んだようです。

昨日、施工してもらっている会社の社長とあって、
「工期無いけど天気大丈夫かな~???」
って話をすると、
「大丈夫ですよ! 僕、晴れ男ですから(^_^)v」
「だから今日も晴れたでしょ!」って。

その自信はどこから来るのか?
でも、ある意味そのくらいの気持ちがあれば、
晴れるかもって思ってしまいました(笑)

ポジティブシンキングの極みです!


解体工事もあと少し

家屋の解体工事も順調に進んでいます。



明日で解体工事も完了して、
あとは駐車場としての整備工事です。

ご近所の皆さんには、あと少しだけご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解の程、よろしくお願いいたします。


増強の意味

昨日は中小企業家同友会の豊能支部例会でした。
今期、私が増強委員長をさせていただいてるので、
例会の参加人数や、新規入会される可能性のあるゲストの方への対応など、
立場上、どうしても気になってしまいます。

どんな団体でも、
増強委員と言えば、例会での人集めや、新入会員の確保など、
あまり楽しくない役目を思い浮かべますが、

私は今期、「そんなことは気にしない」と言い切って増強委員会をスタートしました。
新しい人を入れることに専念するより、会の中身をよくすることの方が大切で、

中身がよくなれば、自然と人は集まってくるはず。
そういう方針で頑張りましょう!

といっては見たものの、やはり人数の事が気にならない訳ではありません。

それでも、
昨日も二人の方にご入会していただき、
どんどん活気を帯びていることを実感しています。

でも、ここからが本質を高めないといけないところで、
入ってみたけど、あまり役に立たないとか、費用対効果が合わないなどの結果になれば、
どんどん人は去っていきます。

これで気を良くせずに、地道に中身を増強していきましょう!
豊能支部の皆さん、よろしくお願いいたします。






人生の振り返り第56話です。
興味の無い方はスルーしてください。



生きっぱなし人生の振り返り
  第56話 再スタート

親会社の社長がマンション建設に手を出してから、どうも雲行きが怪しくなり、分譲住宅の方もおのずと件数が減少し、施工会社であるホクト住建も今後の方針をせまられることとなりました。
あっさり会社を解散してしまうのか、それとも今とは違う形で継続するのか、どちらにしても現状のままでは立ち行かぬ状況は目に見えていました。

話しを飛ばしていましたが、私がこの会社に移籍してから1年後くらいに、家業であった元の工務店は倒産同然の廃業となっていました。

私はこの事態をうまく回避したように周りからは見えていたかもしれませんが、私の中では私が何とかして無くなってしまった家業をいつか復活させる意欲を強く持っていました。

そんなことが重なって悩んだあげく、私の選択はこの会社を買い取って地元の箕面に戻ることにしました。
その際に、今のスタッフにも自分の道を考えてもらい、結果的には同じメンバーで本社を箕面に移して新生ホクト住建は再スタートを切ることになりました。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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ポジティブ晴れ男~第56話 再スタート

2016年06月22日 | 経営
6月22日(水)
今日はボウリングの日だそうです。

昨日は天気予報がいい方向に外れてくれて、
ほぼ一日予想外の晴天に恵まれ、
懸念していたプールの改修工事も順調に進んだようです。

昨日、施工してもらっている会社の社長とあって、
「工期無いけど天気大丈夫かな~???」
って話をすると、
「大丈夫ですよ! 僕、晴れ男ですから(^_^)v」
「だから今日も晴れたでしょ!」って。

その自信はどこから来るのか?
でも、ある意味そのくらいの気持ちがあれば、
晴れるかもって思ってしまいました(笑)

ポジティブシンキングの極みです!


解体工事もあと少し

家屋の解体工事も順調に進んでいます。



明日で解体工事も完了して、
あとは駐車場としての整備工事です。

ご近所の皆さんには、あと少しだけご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解の程、よろしくお願いいたします。


増強の意味

昨日は中小企業家同友会の豊能支部例会でした。
今期、私が増強委員長をさせていただいてるので、
例会の参加人数や、新規入会される可能性のあるゲストの方への対応など、
立場上、どうしても気になってしまいます。

どんな団体でも、
増強委員と言えば、例会での人集めや、新入会員の確保など、
あまり楽しくない役目を思い浮かべますが、

私は今期、「そんなことは気にしない」と言い切って増強委員会をスタートしました。
新しい人を入れることに専念するより、会の中身をよくすることの方が大切で、

中身がよくなれば、自然と人は集まってくるはず。
そういう方針で頑張りましょう!

といっては見たものの、やはり人数の事が気にならない訳ではありません。

それでも、
昨日も二人の方にご入会していただき、
どんどん活気を帯びていることを実感しています。

でも、ここからが本質を高めないといけないところで、
入ってみたけど、あまり役に立たないとか、費用対効果が合わないなどの結果になれば、
どんどん人は去っていきます。

これで気を良くせずに、地道に中身を増強していきましょう!
豊能支部の皆さん、よろしくお願いいたします。






人生の振り返り第56話です。
興味の無い方はスルーしてください。



生きっぱなし人生の振り返り
  第56話 再スタート

親会社の社長がマンション建設に手を出してから、どうも雲行きが怪しくなり、分譲住宅の方もおのずと件数が減少し、施工会社であるホクト住建も今後の方針をせまられることとなりました。
あっさり会社を解散してしまうのか、それとも今とは違う形で継続するのか、どちらにしても現状のままでは立ち行かぬ状況は目に見えていました。

話しを飛ばしていましたが、私がこの会社に移籍してから1年後くらいに、家業であった元の工務店は倒産同然の廃業となっていました。

私はこの事態をうまく回避したように周りからは見えていたかもしれませんが、私の中では私が何とかして無くなってしまった家業をいつか復活させる意欲を強く持っていました。

そんなことが重なって悩んだあげく、私の選択はこの会社を買い取って地元の箕面に戻ることにしました。
その際に、今のスタッフにも自分の道を考えてもらい、結果的には同じメンバーで本社を箕面に移して新生ホクト住建は再スタートを切ることになりました。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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居抜き物件~第55話 人生常に選択

2016年06月21日 | 経営
6月21日(火) 今日は夏至です。

一年で最も昼間の時間が長い日です。
もっとも太陽の高度が高い日ということになります。

この太陽の高度というのが実は建物と密接な関係にあって、
建物が周囲に及ぼす影の影響を算定するのは、
夏至とは真逆の冬至になります。
夜の時間が最も長く、太陽高度が低いため影が一番長い日ということになります。

反対に夏至はもっとも影が短くなります。

高気密・高断熱のQ1.0(キューワン)住宅では、
冷房負荷を軽減するために、冷房が必要な季節の太陽の角度を考慮して、
軒や庇の出を検討します。

すなわち、夏場の日射をうまく遮って、
室内の温度上昇をおさえて、

それ以外の季節は、太陽光を室内に取り入れて、
暖房負荷を軽減するという考え方です。

まさに本当の省エネ住宅です!


居抜きと言う選択

以前からお世話になっている方から、
飲食店の店舗を考えていると言うことで、
物件の調査に行って来ました!



俗に言う居抜き物件です。

大阪市内などの繁華街では当たり前になりつつある居抜き物件。
以外と箕面のような地域では少ないようです。

居抜き物件の良いところは、
なんと言っても初期投資が少なくて済むということ。

逆にデメリットは、
自分の理想とするイメージとは違うところを、
受け入れるのかどうか?

総合的に考えると、
自分のイメージにあった居抜き物件が見つかれば、
こんなにいいことはありません。

しかし、
ここで問題となるのは、
お店のイメージが一緒だと、
お客様が以前の店舗のイメージを引きずってしまうことが、
実は一番のデメリットになる可能性があることです!

その辺りのことは、
不動産屋さんに聞いても、借り主にマイナスのことはあえて言いません。

となれば、その地域の生の声が一番の情報になります。

そう思えば、
あちこち出歩くのも、まんざら道楽ではないかもしれませんね!



人生の振り返り第55話です。
興味の無い方はスルーしてください。



生きっぱなし人生の振り返り
  第55話 人生常に選択

ある意味独立して、マイホームも持って、理想の人生を遅れるかも?
と言う感覚もなくはなかったのですが、人生そううまくはいかないようです。

分譲地も常に完売し、儲かっているはずの親会社も、不動産屋特有の見栄と無計画な経営によって、雲行きが怪しくなり、当のホクト住建の経営面でも色々とあって、会社発足の4年目には次の選択を迫られることになります。



今日はここまで・・・・。
この物語は、あくまで私感と記憶と想像で綴られていきますので、よろしくお願いいたします。





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