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昨日の日曜日、奈良の国立博物館で開催されている「正倉院展」に行ってきました。
今まで行ったこともなく、妻の誘いもあり今回初めて午後から出かけました。
まず「第59回」というのに驚きながら、当日券大人1000円を買って入口に並び、待ち時間15分ということでしたが、意外とすんなり中に入ることができました。
午後から行ったのがよかったかも・・・
何といっても1200年もの間、校倉造りの正倉院に保存されていた宝物を目の当たりにして歴史に疎い私も少しは天平文化に触れた気がしました。
私の場合は、数々の宝物も素晴らしかったのですが、それを1200年もの間守り続けてきた、正倉院の建物のすごさに感動していました。
「やっぱり日本の気候風土には木造が一番!!」と再認識できた瞬間でした。
今の国立博物館も立派ですが、1000年先に今の雄姿を保っているかと思うと・・・
現代建築の寿命はあまりにも短すぎる・・・こんなことを感じたのは私だけ???
一通り宝物に見入って、当日券についていたもう一つの展覧会へ・・本館で仏像がずらりと並んでいました。
これはこれで国宝や重文クラスの仏像が手の届きそうな近さで見ることができ、こちらも凄かったですよ。
正倉院展に行かれる方は、是非ともこちらも見てください。
残念だったのは、感動を覚えた正倉院の建物を一目見たかったのですが、すでに辺りは真っ暗!
泣く泣くあきらめて帰路につきました。
やっぱり朝から一日かけて、東大寺周辺を散策すればよかった・・・。
ちなみに正倉院というのは宝物を納める倉庫群の総称で、昔はあちこちにあったそうですが、今ではここ奈良の東大寺にのみ現存しており、ここが正倉院という固有名詞で呼ばれるようになったそうです。