和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

荒城の雪

2012年02月19日 20時27分16秒 | 日記
2月19日(日) 和束 茶源郷ガイドの会 自主研修


                                           
前日までの雪が残る中、1月29日の和束勉強会から話題に登場している、中世和束の国人達の夢の跡をたどって、
米山城址・米山出城城址・森田城址から整備が進む鹿背山城址を巡りました。
八坂の大杉と練兵場の名残を地名に残す的場を右手に見ながら
              

信楽の鶴見氏や和束白栖の森田氏と覇を競い忽然と消えた米山氏の米山城址に到着
かつての郭は開墾されて茶畑になっています。
ここからは北の鷲峰山から白栖にかけての西和束が一望できます。
                 
偶然にも、茶畑の持ち主から開墾時に瓦・槍の先・古銭や壺等が多数掘り出されたことを聞くことが出来ました。
次に、和束川対岸の米山城出城址を訪れた後、向かった森田城は森田伊勢守が築いた山城で、急勾配の雪道に足をとられながら、たどり着いた森田山山上の木立につつまれていました。
今でも、堀や土塁・郭が確認でき、山城の麓には五郎右衛門屋敷跡が有ります。
           
最後に、鹿背山城址を訪れ、着々と整備が進む薬研掘・箱堀・虎口・土塁・郭を改めて目に焼き付けて今日の研修会を終了、
和束でも森田城址の整備が行われることを願うガイドの会一行でした。

次回の行事予定
和束・茶源郷ガイドの会】郷土史家に習う 和束勉強会 その4
開催日:3月25日(日)13:00~15:00
■場 所:和束茶カフェ1階研修室
テーマ:*和束に築かれた中世の城郭
        *中世の動乱と土一揆

■参加費
資料代100円
■主催
和束・茶源郷ガイドの会
■申込み
  電話/FAX: 0774-78-4181
E-mail:wazuka@aroma.ocn.ne.jp 
和束・茶源郷ガイドの会 事務局 竹谷まで

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