巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

四国番外霊場 二つ石大師 大善寺

2010年12月12日 | 旅行
別名は須崎高野山、四国八十八箇所霊場番外札所、四国別格二十霊場第五番札所でご本尊は弘法大師です。 伝承によれば、現在寺院がある丘陵は須崎湾に突き出た岬であった。ここには「波の二つ石」と呼ばれる二つの巨石があった。ここを通る際には、通常は山越えて行くのを常にしていたが、干潮時は二つ石の端を通行出来たが、突然の大波にさらわれる事があり「土佐の親知らず」と言われていた。 弘法大師がここに来られたときに死者の菩提を弔うために大師堂を開基したのが始まりという言い伝えです。 



でも一番びっくりしたのはこの二つ石は現在土に埋まって見えなくなり、大師堂の下は海だったのが今は家が立ち並んでいます。 そんなに陸が隆起したのでしょうか。 土佐の浜にはなにか地質学的に大きな力がそれもここ数百年で働いているようです。 太子堂から真下を眺めたのがこれですが、ここがほんの数百年前には海だったとは信じられません。





急な階段を上がった先には小さな本堂、そして海を眺めている弘法大師像などが安置されています。 ここの納経は階段右手のなんとか会館でやっていました。 ただ私の納経帳は寄り道ばかりで余白がなくなり、後は1番霊山寺に戻った分と高野山以外はみんな使い切ってしまったので、別の紙に書かれたものを頂きました。





次の四国番外霊場は愛媛県宇和島市に所在する高野山真言宗の龍光院です。 ここにはどんな言い伝えがあるのでしょうか、興味があります。