３１番竹林寺から３５番清滝寺まで(３２番禅師峰寺)

３２番禅師峰寺には登ってきた高知中心街とは反対の下田川に下り、下田川を遡るように歩いていきます。　堤防沿いの道は抜け道になっているらしく、車がびゅんびゅん追い越していきます。　大きな交差点を登り海岸に向かう道を左折すると先方に小高い丘が見えてきます。　あたりはビニールハウスで野菜を作っているようです。　禅師峰寺への最後の登りは林の中の急な登りです。山門の横には不動明王が鎮座して山門を守っているようです。　


ここの本尊は十一面観音ですが、別名船魂観音と呼ばれており、後ろに太平洋が見えており、何か感じるものがあります。　他にも地蔵堂や阿弥陀堂があり、阿弥陀堂から望む太平洋（桂浜）は素晴らしい景色です。





時間があればもっと長いをしたい場所なのですが、今日は先を急ぐ旅なので、お参りを済ませて納経、そして登ってきた道を下り先ほどの交差点まで戻ります。　ここから集落の中の狭い道を抜けて県営の渡し船がある種崎に向かいます。　これは昔の名残で今でも無料です。　ただ時間は1時間に1回程度なので、歩くペースを調整しながら待ち時間が少なくなるように歩きます。　待合所に着いたら乗客は３名、みなお遍路ばかりでした。



ここから雪渓寺までちょっと。　禅師峰寺で会ったマイクロバスでバス遍路している集団とほぼ同じ時刻に到着。　さっさと追い抜いていったのに何に時間食っていたのかな？