サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

現在におけるバランスが、将来からみたら中途半端。そんな結果にしたくないものです。

2017年03月05日 09時04分16秒 | 日記
「歴史上、〇〇な人」〇〇というのは、二文字でなくてもいいのですが、もっと活躍できるのに、それができず残念だった人。色々いらっしゃいますが、ここでは好き・嫌いもあるので、固有名詞は挙げないでおきます。

「勝者から抹殺された有能な人。しかし、その有能な仕事が未来に役立っている」 そう言う人。

本人は、どんな思いでいるだろう。地下に眠る人は何も語ってくれないですが。

いまの日本の会社で、「未来に備えた仕事をする」ことが評価されているのでしょうか。
そもそも、だれがそれをやるのでしょうか。大手なら研究開発部門だが。そして、それは片手間ではないか。

目の前の仕事で青色吐息なのに、だれが先のことなど考えるのか。

非常にネグレクトな考え方ですね。しかし、これが現実ならば、淡い夢を抱いて失望したときが怖い。

「将来に向けた準備が常態化した状態の構築」とでもいいましょうか。これは重要ですね。

「これが問題だから正す」というのは、今の欠点を治すということですので、今日的対応です。

しかし、「将来のあるべき姿に対して、今何をする」というのは、未来志向です。

前者も後者も同時並行が望ましいのですが、色々なバランスを考えた対応がリアルなのでしょう。

このバランスがくせ者。その時点ではバランスでも、将来からふり返るとみたら中途半端に見える。そんな結果にしたくないものです。




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