サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

人員構成のいびつな形に、ある演算をしてみると。。。

2017年03月03日 07時04分44秒 | 企業経営
優秀な人材を採ったとはいえ、全員ほぼ社長になれない。(別に、ある分野の優秀さと社長としての能力はイコールとはいえないですが。)

何も社長になる人を採用しているわけではないですよね。優秀な人は欲しい。ただそれだけ。
採用人数が未達では上から怒られる。だから、数合わせと優秀さのバランスの中で採用担当が悩むわけです。

それでは、こんな考え方はどうですか?

「優秀な人:2点、普通の水準の人:1点 今一つの人:0点」と定めます。
具体的に、ある会社で3人を採用するという事例で説明します。
採用の目標として、優秀な人:1人、普通の人:2人とします。
これを算数的に、優秀者2点×1人+普通の人1点×2人=4点と定めます。仮称「採用に関する係数」(笑) もし、優秀な人が2人くれば、2点×2人=4点で目標達成です。

現実は、こんな簡単なものではないですが、採用活動を数値化しようとしたものです。

こんな算式で何がわかるのか。これを続けると、ある年度は優秀で、別の年度では違うということを示すことができます。

これ、優秀層が多いとよいと思うかもしれませんが、実はそうでもないですね。案外、優秀層が去っていく。よいポジションに全員が就けるわけではない。そうすると、この年代の係数が下がっていく。

よく、人員構成が極端になっていることが話題になりますが、上記の演算をすることで、人員構成のカーブも変わって見えるのではないかと思います。


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