藤沢宿(藤沢本町駅)を9時に出発し、平塚宿江戸見付に到着したのが午後3時過ぎ。正直、もっと遅くなるかと思いましたが、本当にいいペースで(HIZAKURI隊にしては…)踏破しました。
では、まず平塚宿到着の記念写真を。

この江戸見付あたりにも、旅籠の留め女の呼び込みの声が響いていたのでしょうか…。
「もし、おとまりかへ~」
「おとまりなさいませ~」
旅人の袖をとる留め女の幻よりも、
もう間もなくありつける酒の現実。
すでにHIZAKURI隊員一同、気もそぞろなのでした。
ということで、さっそく飲み屋があろうと思われる、平塚駅方面へ移動。なにしろ、隊員一同、誰も平塚についての知識なし。
そもそも、4時前なのに開いている飲み屋があるのか?(という問題に、毎回出くわします)
でも、あるもんですよね。探せば。
とりあえず、その飲み屋さん(チェーン店でしたが)で、まずは喉を潤します。
ご一同、お疲れ様でした。いざ、乾杯!
くぅぅぅぅ~、
ビールの美味いこと!!
でも、そこで一気に疲れが出た私こと隊員Hは、来たるべき2軒目に備えて、半分寝ていました。ゴメンナサイ。
1軒目は、まあ小手調べみたいなもので。
いよいよ本番の2軒目。
お世話になったお店は、運勘根。
店長さんが自ら釣った新鮮でおいしい魚と美酒、とくれば言うことなし。ホタルイカ(の炙りだったかな?)が絶品でした。
ここで登場するのが、朝、M隊長より下賜された杯。店長さんに、お酒はこれで飲みたいんですけど?と、おそるおそる聞いたら、ガッテン、承知の助でした。
しかも、親切に洗ってまでくれて。店長さん(およびお店の方々)に感謝です。

そうそう、肝心な反省会。
今回はHIZAKURI最長距離だったわけですが、わりとすんなりクリア。
保土ヶ谷~戸塚のように坂道もなく、天気もほどよく薄曇りで(南湖の左富士は見られなかったけど)、何より、目的地を探して彷徨うことがなかったのが大きかったと。
でも、旅にハプニングはつきもの。地図をひろげて、みんなでにらめっこして…というのも、あとあと、いい思い出になるんですけどね。
我々が美味しいお酒を飲んでいるように、昔の旅人も旅籠や茶屋で、いろいろありながらも無事ここまで旅してこられたことに感謝しつつ、また、明日からの道中に思いを馳せながら、ささやかに(或いは賑やかに)盃を傾けたのでしょうか。
我々も、次の道中を思いながら…
なんて前に、酒豪揃いのHIZAKURI隊、ただの酔っ払いの宴会になってしまっていたのでした。
あらためて、皆様お疲れ様でした。
-H-
はたごの袖引きさんに呼び止められることもなく居酒屋で一息いれるのも悪くないですね。
こちらは、歌姫に呼び止められました。
歌姫は、天下の八代亜紀さんでしたぁ~。
八代亜紀さんか…演歌歌手の中でも独特の雰囲気がありますよね。