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HIZAKURI

旧東海道踏破の覚書、ただし日本橋から箱根まで

江戸時代の迷子対策

2014年10月12日 | 日本橋-品川宿

ちょこっと日本橋に用事があり、そこで見つけた文化財。

日本橋はお江戸の繁華街。
ここに「迷子知らせ石標」がありました。現在は、一石橋の横に移されています。
東京駅・八重洲口を出て左手に進んでいくと、ほどなく一石橋です。

↑幕末に設置されたそうです。正面と右側

案内板によると、
正面に「満よひ子のしるへ」
左側に「たつぬる方」
右側に「志らする方」
と刻まれていて、迷子を捜す人は左側に、迷子を保護した人は右側に、人相や年頃、特徴などを書いた紙を張り出したそうです。今でいえば、掲示板みたいな感じでしょうか。

日本橋のような、大勢の人が行き来する場所に設置すれば、情報もたくさん集まったのでしょうが、逆に言えば、迷子もそれだけ多かったということなのかな。


ちなみに、一石橋の案内板も出ていて、橋の名の由来は、付近に後藤さんの屋敷が2軒あり、後藤を五斗と読み替え、後藤と後藤=五斗+五斗=一石、だから一石橋と呼ばれるようになったとか、ならないとか…。
ひねってますね~。

-H-


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