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HIZAKURI

旧東海道踏破の覚書、ただし日本橋から箱根まで

甲斐武田氏ゆかりの信隆寺

2013年10月16日 | 藤沢宿-平塚宿

小出川を渡り、もう間もなく馬入川という地点に信隆寺があります。

信隆寺のホームページによると、此処は日蓮宗のお寺で、開祖は武田信玄の一族、武田信就。天目山で武田家が滅亡した後、この地へ逃れ、一門の菩提を弔うために信隆寺を建てたとのことです。戦国末期から江戸時代初期にかけてのことでしょうね。

↑どことなく武家屋敷の門を思わせるのは、武田氏ゆかり…との先入観のせい?

空襲でお寺は全焼したということなので、立派な山門も本堂も再建されたもののようです。武田氏関係の品々や資料は、見た感じでは存在しないようでした。空襲で多くの資料が失われたとホームページにありましたので、焼失したその中にはあったのかも。

↑静かな境内。本堂の手前には休憩スペースもあります。

此処で、M隊長とW隊員は、御朱印をいただきました。ふたりとも全国諸寺をめぐっては御朱印をいただく信心深いお方。その信仰心の厚さが、HIZAKURI隊の明日を守ってくれることでしょう…南無妙法蓮華経…(合掌)。

↑かなり古いけど双体道祖神ですよね?

境内には、古い道祖神が大切に祀られていました。
この近辺の街道沿いに在ったものを移してきたのでしょうね。平塚宿へ向かう旅人は、これからの馬入川の渡河の安全を祈願し、藤沢宿へ向かう者は、無事渡河できたことを感謝したことでしょう。


↑馬入川を渡る旅人たちの安全を見守り続けて幾星霜。

-H-






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