
四ツ谷(辻堂)の一里塚からすぐのところ、二ッ家稲荷神社です。地名は「二ッ谷」ですが、神社は「二ツ家」稲荷。
此処は事前にチェックしていたわけではありませんでしたが、街道に面していて、広々として明るい開放的な雰囲気に誘われて、思わず立ち寄ってしまいました。何かイベントでもあるのか、神社横の公民館に人が集まっていました。子供たちも。
境内には庚申塔があります。
案内板によると1670年のもの。街道を歩いていると、あちこちで庚申塔を目にします。江戸時代、よほど庚申信仰が広まっていたのですね。庚申の日にかこつけて、徹夜で飲み明かす口実にした…かどうかは定かではありませんが(いや、あったでしょうね、実際)。

神社のそばには、二ッ谷の地名の由来の案内板があります。
それによると、立場茶屋として2軒の茶屋が在ったから。そして、もともとは「二ツ家」でそれが「二ッ谷」になった云々。
先の四ツ谷と同じパターンですね。神社は二ツ家を名乗っていることからすると、相当古い歴史があるのでしょうね。

それでは再び、平塚宿目指して元気に歩きましょう!
-H-
少しずつ更新していますので、またよろしくお願いします。