
先日、アメ横に行った帰りに、上野公園の不忍池の湖畔(?)にある、台東区立下町風俗資料館に寄ってきました。
徐々に消えていく下町の暮らしを後世に伝える、ということが趣旨の資料館。そんなに大きくはありませんが、1階には江戸から昭和にかけての長屋・商家・路地裏の一部が映画のセットのように再現されています。
2階は、当時の暮らしに使われた品々の展示がメインで、けん玉やらメンコやらお手玉やら、昔の玩具類も並んでいます。私の世代、すでにメンコやお手玉は過去の遺物でしたが、なぜかけん玉だけは家にありました(謎)。体験コーナーでは小学生くらいの子供たちが、珍しそうに遊んでいました。
現在、特別展「下町の暮らしと商い」が開催されていて、商売に使われた道具(算盤、大工道具、銭箱、レジスターなどなど)や商店の看板、明治以降のデパートのチラシなどが展示されていました。
お店のチラシなんて、もらってもすぐ捨ててしまいますが、これが何十年か経つと、こうやって貴重な資料になるのですね。
上野公園内ということで、館内には外人さんの姿も。法被姿の係員が流暢な英語で、下町について説明していました。法被姿と英語。学芸員(もしかしたらボランティアなのかな?)の皆さんも、けっこう大変ですよね。頑張って古き良き日本を伝えてくださいね。
-H-
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