水府食品製造本舗(常陸太田市中染町3497)は、現在は「自然パン製造本舗」のブランドで展開しています。この会社は、「シャーベットパン」の製造元として知られています。直売はやらず、市内の小売店に卸しています。読売新聞の6月2日付のタウンニュースによると、昭和38年(1963年)頃、当時の水府村では3県ほどのパン店で製造販売されていたものの、現在ではこの地区では、この会社一軒。「シャーベットパン」は、カップ型に焼いたパンの中央にバタークリームを入れて、イチゴジャム(昔はベクチンゼリー?)をのせたパン。パンをちぎって、クリームやジャムをつけながら食べるもの。記事で紹介されたものは水府食品製造本舗ですが、大子町の山林堂菓子店など今も作り続けている老舗パン店が、数は少ないものの残っており、オリヂナルが、どこかは不明なようです。
常陸太田市の金砂郷地区、全日食チェーン金砂郷久米店は、金砂郷ブランドのパン、特にあんパンが有名なスーパーマーケットですが、水府食品製造本舗が「シャーベットパン」を卸している店の一つだったので、あんパンには目もくれずに、本製品をゲット。山崎パンなどがパンの納品に使う灰色のメッシュのプラスチックケース、3つ分を使った売場で、昼前に残りわずか。ギリギリ購入できました。2個入りを2パック購入。
税込み280円。賞味期限は3日ほど。原材料はにパン酵母とあり、本当に昔ながらの製造のようですね。「シャーベットパン」全制覇を狙う人もあるようで、なかなか奥の深い食べ物のようです。末永く語り継いで欲しいです。
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