茨城のスローフード

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茨城の焼だんご?

2013-05-20 07:00:00 | 茨城のスローフード
海外の反応サイトにアップされていたYOUTUBEの動画で
日本のまつりの出店の紹介動画があって、長いので(笑)
途中まで見ていたら

「いばらき名産 焼だんご」

といいう暖簾の店が出ていて、ちょっと気になりました。

茨城なのか茨木なのか。私が知らないだけかもしれないけど
佐野ラーメンや仙台牛タン、横手やきそばのように、市町村名を
つけるスローフードは多いです。茨木市って、そういうものに
出るような都市なのかな。

出ないとすれば、茨城だと仮定して、わざわざ茨城を付けるほど
焼きだんごはめずらしいものなのかな。

「焼きだんご」をネット検索すると、東村山や所沢がヒットする。
「だんご」の原材料は、米粉であるので、小麦粉の文化圏の群馬・埼玉
よりも茨城のような米の収量が多い地域の方がスローフードとして定着しそう。

「焼きだんご」と「茨城」のand検索でも、個々の店はヒットするけど
文化圏としては、茨城県内の市町村はヒットしないね。

参考資料として、公益法人・米穀安定供給確保支援機構のサイトで確認すると、
農林水産省「平成24年産水陸稲の収穫量」が載っていて

(1)新潟県65万[61万]トン
(2)北海道64万[60万]トン
(3)秋田県52万[48万]トン
(4)茨城県41万[40万]トン
(5)山形県40万[40万]トン
(6)宮城県39万[40万]トン
(7)福島県36万[44万]トン
(8)栃木県34万[34万]トン
(9)千葉県33万[33万]トン
(10)岩手県30万[31万]トン

[]は震災前の22年産。山形と茨城は拮抗していて、福島以外は順位の変動はなし。
この順位からも、米粉の文化は東日本と考えても良さそう。11位は青森で、
小麦粉の文化圏の群馬埼玉は順位はかなり低い。

茨城の場合、米を使った菓子だと、煎餅や揚げ餅が主流なので、焼だんごに限らず
「だんご」は、新しい視点かもしれない。米=煎餅という概念を捨てないと
何か見落としそうだ。

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