
ネットで話題になっていたので買ってきました。4ポートのUSBハブです。久々のゴミ商品(笑)。
ちょっと注意力が足りない人は衝動買いしてしまう、税込110円。色は白と黒があります。コードの長さは15cm。写真の購入品は黒。
何がスゴいって、規格がUSB1.1(笑)。今の人は知らないかな?簡単に説明すると、USBという規格が1996年のバージョン1.0で登場し、当時はパソコンが主体で利用され、1998年にバージョンが1.1に上がります。PC-9821シリーズなどのレガシーPCでは最終的には、この1.1に対応します。データの転送速度は「12MBps」。単位の説明は必要ないと思うので割愛です。20年以上前の技術ですよ!
2000年になると、バージョンが2.0になり、今でもまだ使われています。転送速度は「480Mbps」なので40倍になりました。100均で売られているSDカードリーダーは、ほぼ2.0しかありません。きちんとパソコンのサプライ品で買う数千円の物なら、2008年登場のバージョン3.0以降の性能で、さらに8倍以上の速度になります。
100均でカードリーダーを買って使っている人は、単純計算で、今まで10秒で送れた画像が、400秒、つまり、6分以上掛かると言うことです。それで携帯電話やスマートフォンはUSBで充電しますが、これは充電のための規格が存在します。そのためにケーブルなんかは、データ専用とか充電兼用と表記されます。このハブは充電できませんとあるので、規格に対応していないのかも知れません。やってみてもし充電できても、100mA(0.1A)までしか対応出来ません。今時のUSBラジオも動きません。
現状はスピードの影響の少ない、キーボードやマウスを想定しているようですね。それにしても、ものすごい軽いです。販売会社は、アットキューというようです。
20年くらい前、家電量販店で電化製品を安く売っているため、無印良品でノーブランドの家電が安価のはずが、全然安価になっていなかったことがありますが、例えがおかしいですが、最近、微妙なPC製品を100円で見ますね。1000円のキーボードとか(ダイソー)。
既存品を安く売るのは難しいだろうから、こういった斜め上の商品は増えて欲しいですね。一般から見るとゴミのような商品ですが、USBタイプのライトには使えそうだと買いました。きちんと点くだろうか・・・。
ノートパソコンのスピーカーの質が良くなくせっかくだから実験用にとDaisoの330円スピーカーにダメもとでUSBポート経由で接続したところあっさり音が出ました。俺が買って普通に使えたので驚いてます。単純な用途で多目的でなければ金銭的リスクは少なく済みそうですね。
レトロPC好きな人とかには一定の需要があるのかもしれません…笑
4ポートありますが、100mAしかないので全部は使えないでしょうね。私は最近買ったライト付きルーペが乾電池またはUSB給電なので活用しています。