散歩中には色々な場面に遭遇するもので、
昨日はなんと交尾中のエンマコオロギに遭遇してしまった(^-^;
刈り取った後の田んぼ
コオロギの大合唱が聞こえていたのでちょっとそばまで寄ってみたら
2匹が重なっているように見えた
明らかに交尾中のようです
集中してる場面で何撮ってんねん!と怒られそうでしたが、
すぐにメスが隙間のほうに隠れてしまいました
(お邪魔してゴメンなさいね)
この隙間に巣?があるようで、他にも数匹が出たり入ったりしてました
帰宅後、エンマコオロギのことをネットでちょっと勉強しましたら
オンブバッタでもそうですが、普通オスが上になって交尾します
しかし、このエンマコオロギはメスが上に乗ってました
(メスには剣のような長い卵管があります)
*受精方法*
下のオスは精嚢という精子の入った白い袋をメスの腹(尻)にくっつけます
その後、精子が雌の身体に取り込まれ受精が行われるということです
コオロギってそんな珍しいことやってたんですね
*昔話*
子供の頃に(まだ道路が土の時代)、外に置かれていたゴミ箱や大きな石などを
どける(どかす)とコオロギがピョンピョン飛び出しました
虫は全然怖くなかったので、というか生き物全般に興味があったので
虫籠に土を入れてコオロギのメスが長い卵管を突き刺して
卵を産む様子などを観察したりして遊んでました
平気でバッタを採って遊ぶような子供でしたが、
今は虫類はちょっと苦手になりました
こういう変化はどういうことなんでしょうね?
写真に撮ることは平気なんですけどね(^^♪
残されたオスはふたたびメスを呼ぶために翅を振るわせて鳴いていました
夏のセミの猛声もそうでしたが、
秋の夜長に聞こえる虫たちの鳴き声もまた繁殖のためのものだったんですね