サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 全国旅行割で沖縄ー2

2022-12-15 09:02:00 | 旅行
沖縄の旅のその2

沖縄本島の島のサイズを今回の旅で初めて実感しました。思っていたよりも小さいなと感じました。(沖縄県の面積は全国都道府県で香川県、大阪府、東京都に次いで小さい県から4番目の44位で2276㎢、本島の面積は1199㎢で東京都23区の約2倍)北谷のホテルから起点に最北端の辺戸岬まで途中に古宇利島を経由してもたったの2.5時間程でした。また東西では西から東の浜比嘉島まで行っても1時間弱の感じでした。つまりあっという間に車で一周出来てしまう大きさですね。

私は、米軍は日本の防衛には必要不可欠だと思っています。沖縄に巨大な基地がある事も地政学的にも必要でやむを得ないと思っていますが、今回の旅で案外小さいと思った沖縄本島内にある米軍の基地の占める割合の大きさと有利な立地、軍人達の豊かな生活やリッチさが(短時間しか見てないので見当はずれかもしれませんが)沖縄県の人達にとっては、ずっと見せられ続くわけなので気持ちいいとは言えないだろうと改めてわかりました。でも軍人さんの名誉のためにも書いておきますが、若人や中年おっさんでも、話してみるとみんなとても礼儀正しく、自分達だけの時は楽しんではいるものの荒れた人は一人も見ませんでした。多分、日本に駐留させてもらっている身分なのだから礼儀正しく振舞うことを強く指導されているんだろうと思いました。(大体の海外で会うアメリカ人旅行者は悪い意味で目立っているので沖縄の軍人関係者はそれらの一般人とは全然違うなと思ったものでした)理想なのは、沖縄に基地がなくなり平和な美しい景色が取り戻され、落ち着いた街並みや美しい海岸線とサンゴ礁の海と深いやんばるの森、沖縄独特の文化を目当てに世界中からの観光客が訪れ人々に笑顔が絶えない島になればよいと思いますが、その為には先ずは中国の覇権思想がなくなり、地球人類がもっと色んな意味で賢くならないと訪れないでしょうが、私は案外そのタイミングは早く訪れるのではないかと思っています。

 

本島の半分近くをしめる北部のやんばるの森にある村々は、思ってた以上に田舎で私たちが長期に滞在してゆっくり出来そうな宿泊施設は無い事もわかりましたが、人が居ないと自然は豊かになる典型で、森も深くそして海の色も透明度も南部のそれとは全く変わってきて素晴らしい環境だとも思いました。やはり長期滞在するなら大自然には目をつむって街に住むのか、離島まで行くべきなのか、それとも東南アジアまで足を延ばすのか。ますます楽しくなってきました。



沖縄そばの店


こま屋そばの大

週末限定のゆし豆腐そば



歌う居酒屋






アメリカンビレッジのラーメン屋さん



住宅地内のカフェ


モーニング

モーニング

沖縄の料理は、これまでソーキそばくらいしか食べたこともありませんでしたが、今回は色んなものを食べました。大学時代の友人に昼食をごちそうになったんですが、一つ一つの出される料理について材料や作り方等を説明してもらいながら食しました。どの料理も初めて食べたのですが、とても美味しく気に入りました。その後も滞在中は沖縄料理を堪能したのでした。どれも甲乙つけがたいのですが特に気に入ったのはジーマーミで店で見つけたら買ってましたが、作り手によっても味や粘りも異なり不思議な豆腐でした。その彼女から教えてもらった事ですが、沖縄では毎年35名の高校生を、渡航費、生活費含め全て県の負担で海外留学させる制度があったり、逆に世界に散らばって生活している沖縄をルーツに持つ人達を招待する制度もあるそうです。そんな事もあり沖縄県民の団結力があるのだと思います。そしてその団結力があるから、もし世界中のどこで生活したいと思っても現地に沖縄県人会があれば全く心配する必要が無いとも教えてくれました。そう言えば前回の朝ドラの「ちゅらさん」でも沖縄県人会がありましたが、あれは今でも世界規模に拡大しているんですね。私の出身県もそのような制度があるのかないのか知りませんが、もし無ければこの制度については是非沖縄県を見習って欲しいと思います。

















沖縄のお墓は、とても大きくて一つのお墓には先祖代々何百もの霊人が眠っておられるそうで、なので今生きてる人たちはそのお墓の前でご先祖様たちが楽しめるように飲んだり食べたりしているそうです。そう言えばうちの墓は、本家や分家の墓とありますが、だんだんと小分かれして私も父の代から新しく墓を作りましたから、今は1人だけの墓になります。でも最近の寺の共同墓地では2つまでの骨壺しか納められず、それよりも昔のお骨はみんな一緒にされてしまうのに、寺の坊主も檀家には何かにつけて高額な金額を求めてくるので、最近の都会に住居を移した人達は、この際にそんなお寺さんから逃げ出すために墓じまいや公共の墓地に墓を移す家も多いと聞きます。かく言う私もその1人ですが。(笑)宗教も善し悪しで何とも言えませんが、今の日本の宗教界もかなりおかしな事になっているような気がします。今生きている人達の心を幸せにする事が宗教の目的だと思うのですが、その逆の事が起こり始めていると感じるからです。



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