折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

伊吹山を見に(2)

2024年06月23日 | 伊吹山と周辺



中山道柏原宿 左はもぐさ屋伊吹堂左京商店 今も1軒だけ残る老舗です



伊吹堂左京商店



水田の風景を堪能してJR東海道線柏原駅に戻る。駅近くにカフェがあったはずなのでお昼をいただいてトイレもお借りしようと思ったらガラス戸に「本日臨時休業」の表示。それはそうだろうと思います。歩いている人はめったにいないし、国道からも離れている旧街道で車の往来も少ないのですから。仕方が無いので駅から西へ400mほどにある柏原宿歴史館へ。ここには以前にも来たので併設された喫茶店もあると分かっていても疲れた脚には遠かった。歩きながら宿場の風情を残す建物につい立ち止まるのは脚を休めるためもありました。



左の建物が柏原歴史館 国の登録有形文化財指定の建物で喫茶も併設



歴史館併設の喫茶「柏」にたどり着きヤレヤレと座って、先ずはアイスコーヒー。開け放した窓からは涼風が吹き込んでホッと一息です。この辺りはお灸に使用するもぐさの産地なのでお灸に見立てた「やいとうどん」とか近くの川に蛍が飛ぶ頃だけの「蛍うどん」が名物とありましたが、私は冷たいざる蕎麦を注文。写真を撮るのも忘れていただきました。こうしたお店が臨時休業もあり得るので、一応お握りとアンパンは必ず持って歩き、残れば夕食に。



皇女和宮様が宿泊された本陣跡地とある


お昼をいただいて休憩も出来た後は碑や説明板もゆっくり読む。
以前来た時よりも説明板が分かりやすくなりました。



民家の日陰でスケッチ



駅までのんびり歩く間に気になる場所で、座れる場所があればちょっとスケッチ。でも、街道なので家の前ではゆっくり座ってはおられず、色は簡単に。



誰も歩いていない。




昔は蔵だったらしい建物が見えた(家で色付け)


スケッチしながら歩けば帰りは駅まで近かった。以前来た時は大雪の後で、足元が心配でしたし家に近寄れば落雪を心配しながらも大好きな雪景色にワクワクしながら歩いた道でした。



茶色の柏原駅の後ろは伊吹山。駅舎の割に大きな跨線橋(エレベーターが欲しい!)。


柏原駅に着いたのは14時前、朝駅を出て5時間半。とても充実した時間になりました。帰りは東海道線大垣で乗り換えて名古屋へ。家に着いたのは4時過ぎでした。こんな良い天気に夕焼けも見ないで帰るなんて以前だったらありえない事。ま、80を超えたのですから無理はしない。歩いた距離は7・5キロ 歩数は13,247歩 階段を上がった階数は6階  距離の割に歩数が多いのはキョロキョロしたり膝が痛かったりしたためだろうと思います。それでも見たい所は見られた楽しい1日でした。

おわり。

にほんブログ村ブログパーツ

アクセスランキングにほんブログ村