折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

益虫と言われても・ハエトリグモ

2021年09月13日 | 


庭の小さなサルスベリ


「朝の蜘蛛は縁起がいい」と聞きますが、私はもともとあの姿が好きではないし、見かけてもできれば避けて通りたい。外でならていねいに張られた網はそっとしておくくらいの優しさはあります。それは外でのこと、家の中で同居などはもってのほか。昔は手のひらほどもある足の長い蜘蛛が天井近くにいたこともありますが、この頃は見かけなくなりました。ところが、夏ころから真っ黒で1センチくらいのハエトリグモが室内の壁に止まっているのをよく見るようになりました。検索してみると「小さな虫を食べる益虫」とあります。人には害を加えないし1日で体重の10%くらいの餌を食べるのだとか。夏の間、窓は網戸にしてあって戸の間は隙間がいっぱい。小さな虫はいくらでも入って来るでしょう。それを食べてくれるのならそっとしておこうと見守ることにしていました。

それが8月下旬から蜘蛛の数が増えた気がします。洗面所にいたかと思うとお座敷の襖にとまっている。白い壁や襖に真っ黒な蜘蛛は気持ちよくない。でも、益虫だしと思って見逃していたら、先日使用中のパソコンのキーボードにポンと飛び乗ってきたのです。いつもの真っ黒ではなくて少し灰色がかったヤツです。追っても10センチほど逃げるだけ、同居は許しても同じテーブルは許せません。実力行使!排除です。

いつか新聞で見たハエトリグモの捕獲方法を試してみました。透明なペットボトルをそっとかぶせると中に入るのでそのまま外へ持って行って放すという方法です。ペットボトルを掴んでそっと近づけるとピョンと飛ぶ、また近づけるとピョン・・・観察すると飛ぶのはいつも前方らしいのでゆっくり少し前方からそっとかぶせると成功!ペットボトルの小さな口から自分で中に上がって行きます。外で下を向けて振れば出て行きます・・・が、よく見ると落ちる時に糸を引いているのにビックリ。巣を作らない蜘蛛なのに落っこちる時はとっさに糸を出して身を守るようです。それからほぼ毎日、1匹ずつつかまえて計5匹、と言う事はわが家はエサが沢山あるということ。蜘蛛がいなくなって今度はどんな虫が増えるのでしょう。それも困るのですが・・・蜘蛛か虫か、もう冬まではしかたないことのようです。






付かず離れずの関係でいたかったのですが・・・

にほんブログ村ブログパーツ

アクセスランキングにほんブログ村