東海道線近江長岡のプラットホームから伊吹山を望む
東海道線近江長岡、晴れた日には駅から少し歩くとデンと座った伊吹山が見晴らせます。
昨日は雲がかかり見えそうもなくて歩くのをあきらめました。
駅のホームの窓から眺めていると、青空がのぞいたかと思うと黒い雲が流れてきて急に
吹雪になりました。
広がる空から勢いよく舞いながら降る大小の雪片は街に降る雪とは別の物のようです。
ひとしきり降って、止んだかなと見ていると、強い風が吹きつけて積もった雪を巻き上げ
霧のように散らします。つむじ風ってこんな風のことだろうか等と思いながら
待合室から外を眺めていると、伊吹山が少し見えたり隠れたり、刻々と変わる風景に列車待ちの
長い時間も過ぎて行きました。
カーブして雪の原に消えてゆく線路、伝って行けば日本中どこまでも行ける。
真っ白な雪と続く線路、夢を見ているような待合室の70分でした。
日曜日の今日は出かけた都心で雪が降り始めました。
雪は小さくて優しくて街行く人も傘をささずに歩いてました。
明朝には積もるかしら・・・自転車で出かけなければならない日だから困るな・・・
見るのは好きですが、生活の中に積もった雪は困ります。
自分でも勝手なことだと思います。