河童の茶屋

雑音に惑わされず
余計なことを考えず…日々、これ好日と信じて…
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第1848弾・幼稚な正義感・・・その2

2011年09月27日 08時25分32秒 | Weblog
本日の天気予報・気温は15~24度。天候は曇り。

公平などというものは非常事態の中では
行われえないものだ。
津波に襲われながら間一髪で生きた人と
任務を全うして亡くなった人との運命は
決して公平ではなかった。

だからこそ、私たちはその死を深く深く
悼むものである。

人間の運命は将来もずっと
完全な公平などありえない。

それが悲しいから
私たちはそれを是正するために
少しでも公平にしようと思うのだ。

それを小学生の幼稚な正義感を簡単に認め
『物資が公平に配られましたか』などという質問を
いかにも人道的とするような気風が
社会や学校で認められるから
若者は何時までも大人にならないのである。

大人や教師は
人生の不備な部分、不可解な領域
しかしそこにいささかの希望も残っている複雑な現実を
若い世代に解説してやらなければならない。

それのできない大人は
教師として失格なのである。

曽野綾子論評より・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
平等の不平等 (織田まり)
2011-09-27 20:05:37
お調子よく人の裏に隠れてよからぬ事を
企んでる奴

ボランテァ ボランテァと云ってさぼって
うま~く立ち振舞う人

昔ならばおてんとう様はちゃんと見て
ござるという事かなあ

昨日と今日の「幼稚な正義感」からの感想
です。
返信する
善行は寡黙に (店主)
2011-09-28 08:56:02
ボランティアをやっていると自慢する人
善行を吹聴して得意げにやっている姿は
実に見苦しい。

単なる自己満足でしょう。
聞いているだけで、胸糞が悪くなる。

善行は寡黙にやってこそ価値があるもの。
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