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養老孟司(解剖学者)・・・『バカの壁』を書いた人
彼の著書を読んで、『黄砂』の謎が分かった。
熱帯降雨林というのは、木を一度切ると再生しない。
雨季に表土が流れて、一種の荒地になる。
中国の黄河というのは、泥が水の中に混ざって黄色くなっている。
そして、北京は黄塵万丈、黄砂が飛ぶ。
何故、あのようなことになったのか?
それは、2000年以上前に、万里の長城を作ったから。
秦の始皇帝は、兵馬俑を作って、お墓においた。
膨大な数の人間と馬の等身大の焼き物を作った。
二千何百年前・・・一体どれだけの薪が必要だったか・・・
森林を切って
万里の長城の煉瓦を焼き
兵馬俑の陶器を焼き
それ以外のものも沢山作ったはずです。
あの辺の森林は丸坊主になり
全て荒地になった。
黄塵万丈担って・・・当たり前です。
自然と直面した時代
それを一旦失った文明はなかなか回復できない。