第1671弾・現場の技術に目を向けよ

本日の天気予報・気温は7～16度。天候は晴れ。


雲仙・普賢岳が噴火して20年たつが
危険地域の復旧工事で画期的な技術が導入され
成功した事例は検討したのか？

復旧工事は、火砕流や土石流との戦いであった。
技術者達は智慧を絞り
当時普及していなかった
衛星利用測位システム（GPS）を活用し
数キロ先の操作室から
オペレーターが無人のトラックを走らせ
無人のショベルカーで石を取り除き
無人のブルドーザーで整地した実績。

プロジェクトに携わった技術者達は
『何故、この技術を原発災害に生かそうとしないの』と嘆く。

今では、ロボットも格段に進歩しており
瓦礫の撤去や放水などは
無人でかなりできるはず・・・という。

残念ながら・・・
政府はゼネコンに何の問い合わせもしていない。

菅総理は・・・司令塔の役割を果たしていないのではないか？

第1670弾・46分の謎？

本日の天気予報・気お恩は7～15度。天候は晴れ。


阪神大震災発生の時刻は・・・午前5時46分
東北関東大震災の発生時刻は・・・午後2時46分

何と、不思議な・・・46分。

阪神大震災の時は・・・ほぼ親子一緒にいた時間帯

親を失った子供が・・・570人
両親を失った子供が・・・68人

今回は、親子が離れた時間帯・・・
親を失った子供は・・・両親を失った子供は・・・？

恐らく、相当な人数になるのではないだろうか。

震災孤児・・・この子供達のために・・・何をすべきか？
政府も我々も・・・大きな課題である。

第１６６９弾・命がけ・・・米軍を動かした

本日の天気予報・気温は６～１５度。天候は晴れ。

宮城県多賀城市の多賀駐屯地では
整然と並んだ陸自車両のタイヤが水に埋まった。
車体には「災害覇権」の垂れ幕。

地震発生を受け、出動しようとしたところを
津波にのまれたのだった。

如何に迅速に出動態勢をとるか。
そんな訓練が徹底されているかの証。

大規模支援を買って出た米軍を鼓舞させたのも
そんな自衛隊の姿だった。

米軍は初めは様子見だったが
自衛隊が命をかけて任務を遂行する様を見て
本気になったそうだ。

自衛隊は暴力装置だといった元官房長官がいた。
思い出しても腹が立つ。

第1668弾・民の釜戸

本日の天気予報・気温は4～12度。天候は晴れ。

『日本書紀』に『民の釜戸』の話がある。

第16代仁徳天皇が難波の高津宮から外を見ると
釜戸を炊く煙が見えない。
『民は食事を作ることもできないのか』と嘆いた天皇は
3年間、課役を免除すると共に
自らも贅沢を絶ち、宮殿も荒れるに任せた。

3年後、再び高殿に立つと、今度は多くの煙が見え
『これで私も豊かになった』と満足される。
『宮殿は荒れ放題です』と不満げな皇后に
『民が豊かになるのが、私が豊かになることだ』と
答えられた。

この『民の釜戸』の精神が歴代の天皇に脈々と引き継がれている。

今の天皇、皇后陛下が
大地震の後に『自主停電』されているという記事を見て
心が安らいだ。

第1667弾・原発損害賠償

本日の天気予報・気温は1～10度。天候は晴れ。

政府は23日・・・
福島原発事故に伴う周辺住民への損害賠償について
『原子力損害賠償法』の規定に基づき
国も負担する方針を決めた。

只、同法の規定では国の負担は最大で・・・2,400億円にとどまる。

放射性物質が拡散し、農作物の出荷制限が広がり
風評被害を含め・・・賠償額は・・・数兆円に上るとの見方もあり
国が全額負担する
同法の『例外規定』の適用が必要になる可能性もある。

一方、三井住友銀行など大手行は
月内にも最大2兆円の緊急融資を行う検討に入った。

同法の対象は、避難と屋内退避指示が出た30キロ以内の
約22万人の住居のほか
企業や風評被害の農家なども含まれる。

第１６６６弾・政府拙速の代償

本日の天気予報・気温は４～１１度。天候は晴れ。

原発事故が収束しなければ
『食の安全』も解決しない。
とはいえ、『最悪の事態』を想定した割には
政府の対策は後手に回った。

むしろ、各府省庁がバラバラに対応し
行政効率をより悪化させる負のスパイラルに陥っている。

浄水処理の段階で粉末活性炭を利用すれば
放射性物質を吸着するとの研究成果があったが
厚生労働省が都道府県に活性炭処理を
検討するよう求めたのは・・・１９日。

福島県川俣町の水道水から基準値を超える
ヨウ素が検出された後だった。

文部科学省所管の原子力安全技術センターには
気象条件や地形データを基に
原発周辺の被爆線量を予測する
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム（SPEEDI）があるが
政府はこのシステムのデータを拒み続けた。

野党などの批判を受けて・・・２３日、ようやく公表したが
厚生労働省は水道水などの放射能汚染防止には
このシステムを使う予定はないという。

優れたシステムをなぜ使おうとしないのか？

第1665弾・しつこすぎるCM

本日の天気予報・気温は4～12度。天候は晴れのち雨。

大地震以降、企業CMの放映を自粛していた東京の民放は
ようやく一部を再開し始めた。

企業CMの代わりに放送中の
脳卒中や子宮頸がんの予告通知は
役にはたつが、四六時中流されていては
いつも病院にいるような気分になる。
金子みすずも好きだが
しつこいと・・・つい、チャンネルを変えたくなる。

非常事態の今だからこそ
「いつもどおり」の生活の姿を取り戻したくなる。

何時までも暗い気分ではなく
明るい気分に戻って・・・元気を取り戻したい。

CMって・・・邪魔な存在に見えたが
改めて素晴らしいもののように思えてきた。

そういう気分の私は・・・不謹慎だろうか？

第1664弾・増田神社の夏祭り

本日の天気予報・気温は2～10度。天候は晴れ。

佐賀県唐津市肥前町高串地区にある『増田神社』では
毎年7月に夏祭りが行われる。

町中を巡回する山車に乗っているのは
白馬にまたがった警察官の人形だ。
全国で只ひとつ
増田敬太郎という警察官を祭る神社ならではの趣向である。

明治28年(1895)年7月
新米巡査の増田はコレラが大流行していたこの地区に赴任した。
不眠不休で患者を隔離したり
遺体を埋葬している内に発病し
赴任わずか4日目に帰らぬ人となる・・・25歳だった。

『高串のコレラは全部背負っていきます』
増田巡査の遺言の通り
間もなくコレラの流行が収まった。

地元民の感謝の気持ちが
やがて、神様として崇めるようになった。
以来、どれほどの数の警察官が
人民を救うために犠牲となってきたのだろう。

東北関東大震災で殉職した警察官は
宮城、岩手、福島の各県で13人にのぼる。
心から、哀悼の意を表したい。

第1663弾・内閣支持率・・・35.6％？

本日の天気予報・気温は6～9度。天候は晴れ。
今朝は・・・今の時点（午前8時49分)で震度3の地震が3回目である。

昨日の新聞を見ると・・・内閣支持率が上昇？

第1662弾・中国とロシアの報道

本日の天気予報・気温は7～11度。天候は雨。

昨日の産経新聞で見た・・・

香港紙・東方日報は19日の論評で
日本が大地震で混乱している機に乗じて
中国は・・・尖閣諸島を奪取すべきだと主張。

香港では、日本対する支援ムードが広がっており
同紙のこうした主張は異色。

論評は・・・
中国が釣魚島を奪回するには
コストとリスクを最小限にしなくてはならず
今が、中国にとっては絶好のチャンスだ・・・との見方を示した。
（香港・時事）

一方・・・
クリール諸島（千島列島）の4島を今すぐ、無条件で日本に返さなければ
ならない。

ロシア大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは18日
東日本大震災に見舞われた日本人の悲しみを和らげ
日本への同情を示すため
北方領土を返還すべきだと主張する・・・異例のコラムを発表。

広大なロシアのほんの一部に過ぎない北方四島を
日本に慈善目的で引き渡すことが
『それほど悔しいだろうか』と問いかけている。（モスクワ 共同）