第24弾・Forest

気持ちのいい朝だ。
　　　　　　　　爽やかな青空、陽射しがきつい。
　　　　　　　　こんな日は、森林浴がいい。
　　　　　　　　バスで約一時間のところに小さな森がある。
　　　　　　　　一昨年だったか、二時間ほど散策した。

第23弾・Freeze

晴れ間っていものですね。久し振りに爽やかです。
　　　　暑いってほどではない。が、風が止むと少し暑い。
　　　　人間て生き物は、我侭に出来ているようで、暑いと涼しい
　　　　ものに憧れてしまう。
　　　　鍾乳洞の洞窟の凍りついたImageが沸いてきた。

第22弾・Illusion

五月もあとわずかなのに、五月晴れが少ない。
　　　　気持ちの中にモゾモゾ、モヤモヤと何かが潜む。
　　　　頭の中にも得体の知れない靄が生き物のようにうごめく。
　　　　思考能力を断ち切ってしまいたい衝動に駆られる。

第21弾・Cosmos

天候がすっきりしません。
　　　　　　　　宇宙ってどんなところだろう。こんなことを想像するだけで
　　　　　　　　楽しくなります。
　　　　　　　　テレビや映画で見た宇宙を私なりに造形してみた。
　　　　　　　　無限の空間をクリエイトした主はサムシング グレート。

第20弾・Crack

今日は、朝から雨。梅雨に入ったのかな？
　　　　穏やかな日々、こんな日が続くと、思考もついついたるんでくる。
　　　　不思議なもので、こんな時にはタイミングを見計らったかのように
　　　　突然の鋭い一撃がある。
　　　　目を覚ませ、気付け、傲慢になるな・・・と。

第19弾・Crisis

今日はすっきしない空。
　　　　危機的状況における人の心境は、予想もつかないものに対する
　　　　恐怖。対象が不明ゆえに錯乱に近い。こんな体験は、誰にもある。
　　　　小さな一つの現象を幻想の中で膨らませ、それに怯える。

第18弾・Dark Night

昨夕はものすごい雷雨。
　　　　夜は夜でも、月夜は気持ちを鎮めてくれる。
　　　　子供の頃、夜の暗さは不気味で怖かったものです。
　　　　木立の中を独りで歩いている自分を勝手に妄想し、
　　　　幽霊が出るのじゃないだろうかと想像した。
　　　　そんなことを思い出しながら描いた作品です。

第17弾・Fear&Unrest

快晴とまでいかず、薄晴れ。
　　　　『不安』と『恐怖』いう存在。同じようで、本質的に異なる。
　　　　『恐怖』には、『対象』がある。地震に対する恐怖、戦争に
　　　　対する恐怖・・・といったように。
　　　　『不安』は、対象が曖昧。心が作り出す『妄想』である。
　　　　この人間の心象を抉り出しながら描いた。
　　　　何ともおぞましい絵が浮かびだした。

第16弾・Fever

空が暗い。雨雲だ。糸のような小雨。
　　　昨夜の夜空には、星が一つが煌いていたのに・・・何故？
　　　あの夜空に描いて見えた光線の流れはIllusion。
　　　私にはネオンが反射した祭りの躍動に見えた。

第15弾・剣

今朝の空には、どんよりと重い雲がたれている。
不思議な夢を見た。深海に古武士が剣を持って座っていた。蒼い藻で覆われている。
この深海は、その昔陸地だったのか。戦場のあとだったのか。
それとも、生身仏として醜い戦いを鎮めようとしたのだろうか。
一点に光る剣が魂の輝きに見えた。