河童の茶屋

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第1583弾・命の循環

2011年01月12日 08時26分03秒 | Weblog
本日の天気予報・気温は1~11度。天候は晴れ。

曽野綾子さんのエッセイにこんな一文があった。

最近の人は、自然を眺めない。
だから、葉が先ず冬の陽射しを大地に与えるために散り
その落ち葉自身も腐葉土となって
後の命の育てるために使われる捨て身の運命をになう
この循環の厳しく優しい姿など感じたことがない。

ことに。冬の木洩れ日の優しさはたとえようもない。
強烈な日差しを押し付けるまでもなく
忘れているのでもなく
柔らかな光を
命のもととして満遍なく周囲に与え続ける

人間関係にも政治にも
このような旨味がほしいものだ・・・。

この一文を読み返していく内に
私の心の中は熱いものが一杯あふれた。

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2 コメント

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曽野綾子さんのお若い時の顔 (Suzy)
2011-01-12 15:31:50
こんな人が聡明というのかと
納得したものです。

成程なんでも早けりゃいいって
もんじゃない。
この循環社会を浸透させるべきです。
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命の循環 (店主)
2011-01-13 08:57:39
考えさせられました・・・自然を見て学ぶ
命の循環。

自然豊かな日本、アインシュタインが来日して
感嘆し、『神がこのような素晴らしい国を残してくれたことに感謝する』といったメッセージが残っているそうだ。
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