河童の茶屋

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第2210弾・近代五輪・・初参加100年

2012年07月31日 08時41分28秒 | ブック
本日の天気予報・気温は26~33度。天候は晴れ。

今回のロンドン五輪は
日本が近代五輪に始めて参加してから
丁度100年の節目の大会になる。

初参加したのは・・・1912年・ストックホルム大会。

当時の選手団はわずか4人。

講道館柔道の始祖で
日本オリンピック委員会の前身である
大日本体育協会を設立した
嘉納治五郎が団長を務め
監督と陸上男子短距離の三島弥彦、男子マラソンの金栗四三の
選手2人を率いる小さな世帯だった。

きっかけは・・・
五輪の創始者ピエール・ド・クーベルタンが出した
一通の手紙だった。
フランス人で国際オリンピック委員会長でもあった
クーベルタンは・・・
日本を代表するIOC委員の推薦を
当時の駐日フランス大使に手紙で依頼。

そこで、白羽の矢が立ったのが
東京高等師範学校(現筑波大)校長の
嘉納治五郎だった。

スポーツの教育的役割に注目し
五輪を創設したクーベルタンにとって
柔道の実践者で教育者でもあった
嘉納治五郎はうってつけの人物だった。

日本柔道の金メダルの期待が大きいのも肯ける。

柔道に限らず・・・ガンバレ日本!!