人見知り

我が家に宿泊中の森繁さんが猫をかまおうと試みたが、
警戒してどこかに隠れてしまった。

モーちゃん大好物の焼き海苔をカサカサいわせてみたが、
家の者ではない気配を感じ取ってしまい、
海苔ほしさに途中までちかづくが、
どうしても彼から2メートル以上の距離にならない。

耳と嗅覚をめいっぱい使っての状況判断
そんなにこわがらなくてもいいのにーーーー

ハヤシライス

昨日は森繁さんを囲んでのミニコンサート
何人くらいになるのか予想もないまま
例によって 適当な料理をみて適当な量 作ることに

ハヤシライスとサラダ
ご飯が足りないと困るので
サンドイッチ2種も作成

ハヤシライスキノコ類をかなり大量にほおりこんだら
とてもいいお味になった。

おいしい とのご好評に調子にのって


ハヤシライスのルーにカレー粉をふりかけると
カレーライスになる


という裏技をご披露
カレーライスをあまり喜ばない家族と共存するための生活の知恵

それにしても森繁さん
3年前と少しも変わらないテンションで
曲を書き、どこへでも出向いての活動
好きだから という言葉がうすらいでしまう使命感に充ちていて
本当に励まされる

イスのはりかえ

長年使っているイスの表面が気になりはじめた。
「別に気にならないけど」　と長女
そうかなあ、かなりうすよごれている気がするのだが

買い替えたっていいのだが、
子供たちがよじのぼっても安定している使い勝手が大変気に入っていて、
これよりいいのを見つけるのが意外にむずかしい。

とりあえず表面を洗ってみることにした。
するとクッションの中にひそんでいた汚れがどんどん出てきて
斜めにすると　茶色い泥水がしたたりおち、
汚れがどんどん広がっていく。
しかも　クッションの中まで水がしみこみ
おいそれと乾かない

何とか乾かそうと、タオルをのっけて　アイロンをかけてみたら
蒸気に負けて、アイロンの表面のコーティングがはげ、
アイロンをかければかけるほど　黒い筋がひろがっていった。
あわてて　店に走り、アイロンを買いなおす羽目になった。

長女のなぐさめのことば
「少なくとも　汚れはふえていなくて　大体元に戻った感じ」　　　そうか　ありがとう

アイロンが新しくなったので　シャツを試していたら次女が帰宅
「くさーい　何のにおい？　何かウンチのにおいがするーーー」　　あのね　新しいアイロンなの


以前に　キャンプでカヌーに乗ったとき
岸に向かって漕いでいるのに　
漕げば漕ぐほど　岸が小さくなっていったのを思い出した。

イスをきれいにしたい　私の思いはそれだけのささやかなものなのに
どうしてこうなるのだ。
この一日は　いったい何だったのか


次なる手段は　
表面の布を張りなおす方法
私は何でもよいが　夫は妙なところにこだわりがある。
どんなプリントがいいのか　と尋ねたら　何でもいい　というので
カウチと同系色の　汚れが目立たない色のを買ってきたら
「なんでこんな暗い色にしたの」　と　ボロくそに言われた。
最初に聞いたとき　どんなのでもいい　と言ったではないか。

私は本当にこだわりはないのだ。
まだ店があいている時間だったので　一緒に行って決めてもらうことにした。
すると　色が濃すぎるの　デザインが気に入らないの　明るすぎるの　暗すぎるのと
きむずかしいことばかり言う。
あなたは「どんなのでもいい」　と言ったではないか。

よく漫画にある　こめかみに出てくる　
ぷち、ぷち　ぷち　ぷち　と　４個になると　どかーんとぶっちぎれる怒りのマークが
３個半　くらいまで達した感じ

私が　「どんなのでもいい」　と　もし言ったら
本当に　「どんなのでもいい」のだ。
同じ日本語の　同じ言葉なのに
私とは　ずいぶんと認識が違うのだなあ　と再認識



ま、よろしいとしよう
イスをきれいにすることに　一歩近づいたのだ（ということを強く希望する）

バレンタインデーのばら

バレンタインデーに購入した１ダースのバラは
その翌日から　あれよあれよという間にどんどん枯れた。
大きくてきれいな蕾は　開花することもなく
ひょっとこがひしゃげたようになった。
大きな花が枯れているのは　花がないよりも見苦しく
枯れたものからどんどんひっこぬいていった。

１週間目にして
何とかまだ置いてあってもよい　と思われるのは
たった２本

切り花なのだから　そんなものか
まるで１日だけ雇われた派遣アルバイトのように
”雇われた日に　やるべき仕事だけをきっちり”－－－
たしかに　バレンタインデー１日だけきれいでいればいいわけだが、
そんなに露骨に　あっさりと枯れなくてもよさそうなものなのに

もうチョット
あなたと話がしたかった

幼児アイテム

早く寝ようと思いつつ、
夜は　静けさと邪魔するものがない　という魅力があり、
夜中に作業のスピードがあがってしまったする。
　翌朝は　ドアのむこうから　早送りの音声風　子供たちの声で
アンパンマンのテーマが響いてくる。
朝からハイテンション
そうだよ、愛と勇気だけが友達なのだよ　
と　再確認しながら　ズルズルと起きあがることになってしまう。

現在　幼児向けの雑誌やDVDがとても身近だ。
ひらがなワールド　と銘打って
ストーリーも必然性もないが世界が広がっていて面白い。
ひらがなの”ま”を覚えるのに、
馬の鼻にまめが飛び込んで　馬がくしゃみをして　まめと馬のハナクソが飛び出し、
という、
とてつもないシュールなストーリーが大真面目に展開するのだ。

自分では物事の考え方に　柔軟性がある　と思い込んでいたが、
いやいや　とんでもなく固定観念にしばられておりますぞ　ということを
見せ付けられる今日この頃